【奥飛火野】有名な「飛火野」の奥に広がる野生の藤などが美しい「秘境」

観光のご案内

奥飛火野は、奈良公園一帯で最も広々とした「芝生」が広がり「鹿寄せ」や「大とんど」などの開催場所としても知られる「飛火野」の南東側、観光客が行き交うエリアからは直接見えない場所にある、飛火野本体よりは小さな「芝生の広がる空間」です。芝生の広がる空間は飛火野に近い側と、更に奥の方にあるものの2つがあり、一般的には一番奥の芝生広場が「奥飛火野」として「知る人ぞ知る空間」となっています。

観光客はほとんど訪れることがない空間は、循環バスが走っている道路から200メートル少々しか離れていないにも関わらず完全な「秘境」のような風情が漂っており、時折見える「鹿」の姿を除いては果てしない静寂と、時代を越えた風景が広がっています。

なお、大きなみどころとしては、「野生の藤」が春のシーズンになると大変元気よく咲き誇るというものがあり、春日大社一帯の藤と同様の美しさを味わって頂けます。

1日に訪れる人は10人もいないのではないか。というほどに静かな空間ではありますが、奈良時代と変わらないのではないか。というくらいに時間が止まったような風情が広がっていますので、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

奥飛火野の風景

次項では、交通アクセスについてご案内致します。

アクセス(電車・バス)

奥飛火野(奥の芝生広場)への入り方は、2つのルートがあります。いずれのルートも現地の案内表示・地図上でのルート表示などは一切ありません。

一つ目のルートは、飛火野の南東端から伸びる春日大社方面へと進む「鷺原道」を進み、途中で右側(東側)に少しだけ見える芝生広場へと獣道(途中沢を渡ります)を進むというルートがあります。案内表示などはない上、サンダルなどではやや危なっかしい地面の環境となっていますので、軽装で訪れることはそれほどおすすめできません。

※現在鷺原道方面へは「鹿苑」改修工事の影響でアクセス出来ないようになっています。奥飛火野へは下記の2つ目のルートをご利用ください。

飛火野へのアクセス情報については、以下の記事をご覧ください。

【飛火野】奈良公園周辺最大の「芝生広場」は今も昔も「鹿たちの楽園」

二つ目のルートは、志賀直哉旧居近くから春日大社方面を結ぶ「ささやきの小径(下の禰宜道)」に入ってすぐの場所で、左側(西側)へと進む細い道を進み、途中で小さな橋を渡ってアクセスするというルートです。このルートは飛火野経由と比較すると歩きやすい環境になっており、短い時間で奥飛火野へ行くことが可能です。

下の禰宜道へのアクセス情報は、以下の記事をご覧ください。

【春日大社禰宜道・奥の院道】「ささやきの小径」が有名な高畑方面と春日大社境内を結ぶ静かな散策ルート

奥飛火野周辺地図