奈良・洞川温泉「行者まつり」の日程・内容・花火情報などのまとめ

奈良県南部、修験道の修行の場としての歴史を持つ「大峰山」への登山拠点であり、奈良県最大の温泉街としても知られる天川村の「洞川温泉」。季節を問わず温泉旅行や登山訪れる観光客の多いに洞川温泉エリアですが、1年の中でも最もにぎわいを見せる行事の一つとして知られるのは、毎年8月に実施の行者祭り。この記事では、その「行者まつり」の日程や内容、またフィナーレに行われる「花火大会」の情報などを解説していきます。

行者まつりとは?開催日程は?

行者まつりは、

毎年8月2日・3日

に奈良県天川村「洞川温泉」地区で行われる盛大なお祭りです。日程は固定であり、イベントの多いお祭りでありながら、平日・土日の区別なく実施される祭りとなっています。

「行者まつり」の由来は、簡単に言うと、大峰山などに籠って修行を重ねた「修験道の開祖」として知られる飛鳥時代の行者「役小角(えんのおづの・おづぬ)」が、濡れ衣を着せられて流罪となった後、罪が晴れてこの大峰山の地に戻ってきた際に、村人たちが熱狂的に歓迎したという伝説にちなんだ祭りとなっています。

2日間に及ぶ祭りではその大歓迎の様子を再現したとされる少し奇妙な「鬼踊り」行列がメインイベントとして披露されるほか、「演芸大会」など、思わず笑顔になってしまう内容が盛りだくさんであり、厳かに行われる儀式もあるとは言え、全体的にはどなたでも世代に関わらず「楽しめる」お祭りとなっています。

お祭りの内容・主なタイムスケジュール

8月2日

14時~「餅まき」

・餅まきでは、その名の通り100キロ程度の「お餅」が参加者めがけて大量に投下されるという奇妙な行事です。飛んでくる餅を手に入れようとする人、落ちた餅を拾う人など、会場はしばしの間良い意味でせわしない雰囲気に包まれます。

19時~「奉納演芸大会」

・奉納演芸大会では、ステージ上で様々な出し物が披露されます。

※これまで実施されてきたコミカルな「ひょっとこ踊り」は2018年からは実施されていません。

8月3日

13時~「稚児行列」

19時~「鬼踊り行列」

・鬼踊り行列は、その名の通り「鬼」の姿をした人々や太鼓をたたく人などが洞川温泉一帯を周る行事です。まつりのメインイベントであり、他では見られないユニークな光景をご覧いただけるようになっています。

21時~「御礼護摩」

21時30分~「花火大会」

・まつりのクライマックスに行われる花火大会では、150発程度と数は少ないものの、洞川温泉の夜空を彩る美しい花火をご覧いただけます。

※イベントの詳細、実施場所などについては 洞川温泉観光協会公式サイト などもご覧ください。

洞川温泉への交通アクセスについて

天川村・洞川温泉は地理的には「辺境」と言ってもよいほどの場所となっており、クルマでのアクセス・公共交通機関によるアクセスともにやや不便な場所となっています。

アクセスの詳細については以下の記事をご覧ください。

洞川温泉など「奈良・天川村」エリアへの交通アクセスまとめ(近鉄・奈良交通バス)

行者まつりのタイムスケジュールからもわかるように、行者まつりは必ずしも「日帰り」の観光客を想定したものにはなっていません。どちらかと言えば、スケジュール的には洞川温泉への宿泊者・地域住民などが楽しめるようになっており、バスなどの公共交通機関で花火を見て日帰りをするようなことは出来ません。また、祭りに合わせた臨時バスなども運行されていませんのでご注意下さい。

マイカーで訪れる場合の駐車場については「洞川温泉センター」をはじめいくつかの駐車場がありますが、洞川エリアは平地が少ないこともあり、大規模な駐車場はそれほどありません。満車となる可能性もありますのでご注意ください。

まとめ

以上、奈良・天川村、洞川温泉エリアで実施される「行者まつり」についてまとめてきました。行者まつりは、過疎化などにより年々参加者・規模が縮小しているという側面もない訳ではありませんが、現在でも花火が打ち上げられるなど、一定の規模とにぎわいを誇るお祭りとなっています。

洞川温泉エリアは標高800メートルを越し、夏の暑さを避ける避暑地としても優れた環境になっていますので、ぜひ涼しい空気に包まれながら、ユニークな行列や花火などを楽しんでみてはいかがでしょうか。