【月ヶ瀬梅林】ダム湖沿いに広がるのは「関西有数の大梅林」

観光スポット・みどころ

当ページの内容を含め、奈良の観光スポットに関連する内容は原則としてコロナ禍前を中心とした状況に基づく「アーカイブ」的内容となっており、その後状況が変化している場合があります。
最新の状況については、各スポットに関する公式サイト、または観光協会などの情報発信などを別途ご確認下さい。

観光のご案内

奈良県内の三大梅林のうちの一つ

月ヶ瀬梅林(つきがせばいりん)は、奈良市の東端部に位置する「月ヶ瀬エリア」の中央部に位置する大規模な梅林です。梅林は1万本を越える規模とされ、名張川(五月川)をせきとめる高山ダムのダム湖の湖畔のほか、ダム湖沿いの高台の一面にも梅が広がっており、崖の上から湖を見下ろすような形で梅が咲き誇っている場所もあるため、奈良市内では珍しいダイナミックな「自然」の風景が広がっています。

なお、奈良県内には南部に「賀名生梅林」・「広橋梅林」と呼ばれる大梅林がありますが、この「月ヶ瀬梅林」も併せて「奈良三大梅林」と呼ばれており、関西有数の梅林を見ようと県内のみならず各地から梅のシーズンになると大勢の観光客が訪れる空間となっています。

梅林はダム湖沿いに細長く広がっているため、全てのエリアを徒歩で移動することはやや難しく基本的には見晴らしの良い高台(梅林公園)一帯を散策される方が多くなっていますが、長距離の移動が問題なければ高台からの梅と湖の眺め、ダム湖に近いエリアからの梅の風景、吊り橋の近くに咲き誇る梅の風景など様々な「梅」のある風景をご覧いただけるようになっています。なお、駐車場も多数設けられているため、見頃になると混雑する可能性が高くなりますが、お車の場合は梅林一帯を効率よく移動して頂くことも可能となっています。

見頃は都市部よりも遅いです

梅のシーズンには大いににぎわいを見せる月ヶ瀬梅林。梅林の見頃は、奈良市街地で咲く時期と比べると遅めの傾向にあります。開花状況は各年ごとの差も大きく、2月下旬頃から比較的多く咲く場合もあれば、4月に近い時期になっても梅の花が残っている場合もあるなど、状況は様々です。

訪れる際には、月ケ瀬梅林の公式的な観光情報などを参考に、必ず「見頃」かどうかを確認した上で訪れることをおすすめします。

「茶屋」も営業

なお、「梅林」である以上梅の見頃でない時期には閑散としている月ヶ瀬梅林エリアですが、梅の見頃などには、高台に広がる梅林沿いでは複数の「茶屋」が営業しており、大勢の観梅に訪れた観光客が眺めの良い梅林の風景を楽しみながら憩いのひと時を過ごす姿も見られます。

月ヶ瀬梅林のみどころ・風景

月ヶ瀬湖を月ヶ瀬梅林から望む

梅林の中でも大勢の観光客が訪れる東側の高台(梅林公園一帯)は、月ヶ瀬湖を見下ろす眺めのよい空間に梅が咲き誇ります。

月ヶ瀬梅林公園の梅
月ヶ瀬梅林の梅

梅は品種によって見頃のずれはあり、「満開」となっていても余り開花していない梅がある場合もあります。訪れる時期によって梅の織り成す風景も少しづつ異なります。

梅林一帯には梅の見頃などには「茶屋」も営業しており、甘味などを味わいながら眺めの良い「梅」の風景を味わうことも可能となっています。

次項では、交通アクセスについてご案内致します。

アクセス(電車・バス)

月ヶ瀬梅林へのアクセス手段は、お車でのアクセスのほか、通年運行されている奈良交通・三重交通の路線バスをご利用頂けます。

公共交通機関によるアクセス

※茶屋などが多く立地する梅林公園周辺エリアまで

JR奈良駅・近鉄奈良駅から

奈良交通バス「石打」行き乗車、「尾山」下車、西に徒歩約5分

伊賀鉄道上野市駅から

三重交通バス「桃香野口」行き乗車、「尾山」下車、西に徒歩約5分

※バスは状況によっては臨時便などの運行がある場合があります。詳細はバス会社の発信する公式的な情報をご確認下さい。

お車によるアクセス

お車の場合、奈良市街地からは国道369号・柳生エリアからは県道4号及び82号線経由、名阪国道沿いからは山添ICもしくは五月橋IC経由でアクセスして頂けます。バスと異なり、梅林エリアの各所に駐車場があるためアクセスしやすくなっていますが、見頃には駐車場が混雑する可能性もありますので、その点はご留意下さい。

リンク:月ヶ瀬観光協会

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