【四脚門(春日大社)】桂昌殿の西隣にある門は「神仏習合時代」の歴史を伝える存在

ごあんない

春日大社境内、徳川家ゆかりの建築「桂昌殿」の西隣には、檜皮葺の屋根を持つ重厚な「四脚門」が設けられています。

この門は、江戸時代の初頭にあたる17世紀前半頃に建てられたとされる門(奈良市指定文化財)であり、かつて神仏習合時代に春日大社境内にあった興福寺の「参籠所(屋)」である「上ノ屋(かみのや)」の門とも、「安居屋(あんごや)」の勅額門とも伝わっており、現在はほぼ全て失われた興福寺関係の施設の貴重な遺構となっています。なお、明治期以降は桂昌殿及び周辺の建物の正門としてこの地に移築されたとされていますが、現在は桂昌殿に隣接こそしているものの、何かの入り口という訳ではなく門が単独で建っているような状態となっています。

四脚門(春日大社)

アクセス

奈良交通バス「春日大社本殿」バス停・ぐるっとバス(土日祝日・観光シーズンのみ運行)「春日大社」バス停(いずれも同じ位置)から東に徒歩4分

※桂昌殿は東に隣接・回廊は東側すぐ

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