【奈良女子大学構内の近代建築】重要文化財指定を受ける明治期の近代建築は期間限定公開

ごあんない

明治期の近代建築は大学キャンパス内に

近鉄奈良駅北側の「きたまち」エリアにキャンパスを有する国立奈良女子大学。その敷地内には、「奈良女子大学記念館」をはじめ複数の近代建築が残されていることで知られています。

最も大規模かつ有名な奈良女子大学記念館は、東側にある正門を抜けてすぐの位置にある建物です。現在も講堂として使用されている空間は、官僚建築家である山本治兵衛の設計によって明治41年(1909年)10月に竣工したものであり、平成6年(1994年)に改修工事を受けるとともに国の重要文化財にも指定された築100年以上の歴史を持つ貴重な近代建築となっています。

奈良市内の近代建築は奈良ホテルや奈良基督教会のように和風の意匠を取り入れたものも複数見られますが、この奈良女子大学記念館は瓦屋根こそ用いているものの、基本的には洋風の意匠で統一されており、近代の香りあふれる「きたまち」エリアを象徴する存在の一つにもなっています。

記念館の一般公開は春と秋に行われます

見学については、一般の大学のキャンパス内であるため、大学敷地内への立ち入りも含めいつでも可能という訳にはいきませんが、春と秋(大型連休頃・10月末~11月初旬)には自由に見学して頂ける一般公開期間が設けられており、申し込み不要で訪れて頂けます(公開時間:9時~16時30分・入館は16時まで)。またこの他には「見学可能日」も不定期に設定されており、見学可能日には事前に問い合わせることで見学をして頂けるようにもなっています。

なお、この他には公開されていませんが「佐保会館」と呼ばれる奈良ホテルや奈良基督教会に近い和風の意匠を有する建築がキャンパス北側にあり、こちらは佐保川沿いからその外観をご覧いただくことも可能となっています。また、正門及び守衛室も重要文化財に指定されており、記念館と同様の洋風の意匠をご覧いただけるようになっています。

アクセス

※正門まで

各駅からのアクセス

近鉄奈良駅から北東に徒歩7分

JR奈良駅から北東に徒歩20分

近隣スポット

旧鍋屋交番きたまち案内所から北西にすぐ、聖武天皇陵・光明皇后陵(入り口)から南に徒歩6分、奈良県庁から北西に徒歩7分、称名寺から東に徒歩7分、祇園社八坂神社から西に徒歩8分、転害門から南西に徒歩11分

奈良女子大学記念館周辺地図