近鉄・JR奈良駅周辺~天理駅周辺の移動手段(電車・バス・車)まとめ

天理市街地の玄関口「天理総合駅」

大和郡山市と同じく奈良市の南隣にある街である「天理市」。天理の市街地へのアクセスは、大和郡山市街地のアクセスが別々の場所にある「JR郡山駅」と「近鉄郡山駅」に分かれているのに対し、JR・近鉄天理駅ともに同じ場所にある「天理総合駅」となっています。奈良駅方面からのアクセスは、JR・近鉄線、奈良交通路線バスのいずれも一つの「天理駅」にアクセスするようになっているため、玄関口自体は同じとなっています。

すなわち、JR・近鉄線、路線バスの使い分けは、奈良側のどこからアクセスするかによって選んでいくということになるのです。

JR線を利用する

奈良~天理間の移動は、所要時間と運賃のみ考えた場合、JR万葉まほろば線(桜井線)のご利用が最も便利です。JR奈良駅~天理駅間の所要時間は約15分運賃は210円と非常に便利な存在になっています。

但し、運行本数は約30~40分間隔となっており、朝夕も含めて本数は少なめですので、ご利用いただく場合時間をあらかじめ確認しておくことがおすすめです。

また、近鉄奈良駅周辺からアクセスする場合、JR奈良駅まで徒歩もしくはバスなどで移動して頂く必要があるため、電車の時間に合わせた場合でも所要時間は5~10分程度余分にかかります。なお、近鉄奈良駅からの場合でも近鉄電車・バスの利用と比較した場合JR線経由が最速となる場合が多くなっていますので、JR奈良駅に移動して頂くロスを考えても使い勝手のよい存在とは言えるでしょう。

近鉄電車を利用する

近鉄線を利用する場合、近鉄奈良駅から近鉄の天理駅までやや迂回するような形でアクセスすることになります。JRと違い直通電車は一切なく、近鉄奈良駅から乗車して最低でも「大和西大寺駅」で1回の乗り継ぎ、更には「平端駅」で再度の乗り換えが必要となる場合もありますので、利便性や所要時間は大きくJRに劣ります。その上運賃も近鉄奈良駅~近鉄天理駅間で400円と、JR線よりも高くなっていますので、コストパフォーマンスも良くありません。

行き方としては、近鉄奈良駅からは特急以外の全ての電車をご利用頂き、2駅目の大和西大寺駅で「橿原線」に乗り換えて頂く形となります。橿原線の電車が「天理行き」の場合は乗り換えなしで天理駅までアクセス可能ですが、「橿原神宮前行き」の普通・急行の場合は途中「平端駅」で天理行きに乗り換えて頂く形となります。なお、橿原線の場合も「特急」にはご乗車にならないようにお気を付けください。特急は平端駅に停車いたしません。

運行本数は、どの区間でも毎時3本以上は確保されていますが、乗り換えによる手間やロスを考えると、実質的にはJR線より煩雑なルートと言えますので、本数の少ないJR線が不便とは一概には言えません。所要時間は約40分ほど掛かる場合も多くなっています。

奈良交通路線バスを利用する

運賃は少し高くなりますが、近鉄奈良駅からの場合、乗り換えが2回発生する可能性のある近鉄電車を使うよりも、奈良交通の天理駅行き路線バスをご利用になるほうがスムーズにアクセスできる場合も多くなっています。バスは昼間は30分間隔、朝夕などはやや不規則な運行間隔となっていますが、JR線と同等かそれ以上の本数は確保されています。所要時間は約35分、運賃は530円となっています。

近鉄奈良駅から乗り換えなしでアクセスしたい場合は、多少運賃は高くなりますが、バスを使うというのも選択肢の一つと言えるでしょう。また、いわゆる「天理よろづ病院」へはバスで直接アクセス可能になっていますので、そちらへ行かれる場合は路線バスをお使いになることをおすすめします。

まとめ

以上、天理のまち、天理駅へのアクセス手段について概観してきました。JR線・近鉄線・路線バスの中では近鉄線が最も手間と時間がかかるルートとなっており、JR線の利便性が高い状況になっています。JR奈良駅周辺からの場合はJR線一択、近鉄奈良駅からの場合はJR線・近鉄線・路線バスのいずれも選択肢となる結果となりました。

天理駅は一つにまとまっており、市街地一帯(天理教施設群など)へのアクセスはほぼ全て徒歩圏と優れていますので、ぜひ便利なルートでアクセスして観光などを楽しんでみてはいかがでしょうか。