【柳生八坂神社】美しい境内を有する柳生エリア最大の神社

柳生八坂神社 観光スポット・みどころ

当ページの内容を含め、奈良の観光スポットに関連する内容は原則としてコロナ禍前を中心とした状況に基づく「アーカイブ」的内容となっており、その後状況が変化している場合があります。
最新の状況については、各スポットに関する公式サイト、または観光協会などの情報発信などを別途ご確認下さい。

観光のご案内

柳生八坂神社(やぎゅうやさかじんじゃ)は、「剣豪の里」として有名な柳生エリア、「家老屋敷」や「陣屋跡」といった観光スポットに囲まれた位置にある地域最大の神社です。

この神社は、江戸時代の承応3年(1654年)に柳生宗矩の子である柳生宗冬が南に離れた大保地区の八坂神社のご祭神を勧請して社殿を造り「八坂神社」とした歴史を持っていますが、それ以前から春日大社の本殿第四殿の御祭神である比売神を祀る四之宮大明神(しのみやだいみょうじん)と呼ばれる神社であったとされています。

境内は比較的立派なものであり、とりわけ拝殿については同じく柳生エリアにある神社であり、本殿ではなく磐座をご神体とする天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)の能舞台として用いられていた建物を移築したという歴史も持っています。

ご祭神については、素戔嗚尊(スサノオノミコト)、その他には天照坐皇大御神・春日比賣大神なども祀られています。

芳徳寺や家老屋敷といった周辺のスポットと比較すると「観光スポット」としての知名度は低い存在ですが、柳生エリアを代表する神社となっていますので、周辺散策の折にはぜひお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか。

柳生八坂神社のみどころ・風景

芳徳寺、陣屋跡方面へも近い場所にある八坂神社の鳥居。参道の雰囲気も含め、一目で地域の神社として崇敬されてきた歴史が分かるような存在となっています。

参道をのぼり、細い道路を越え、更に石段を上った先に拝殿・本殿がある空間が広がっています。

奇妙な巨石で知られる天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)の能舞台を移築したとされる拝殿は、神社の中でも特に古めかしい独特の雰囲気を醸し出す存在となっています。

本殿は拝殿の奥、石段を挟んで更に西側にあり、丁寧に保護されているためその全体像を望むことはできません。

次項では、交通アクセスについてご案内致します。

アクセス(電車・バス)

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「柳生」「邑地中村」「石打」行き乗車、「柳生」下車、南に徒歩約8分

※車で訪れる場合は柳生観光駐車場をご利用ください(駐車場から神社まで西に徒歩約4分)

柳生八坂神社周辺地図