【芳徳寺】柳生一族の墓所もある「柳生家の菩提寺」

観光のご案内

柳生一族の歴史を物語る近世寺院

芳徳寺(ほうとくじ)は、剣豪の里「柳生」エリア、「旧柳生藩陣屋跡」や「柳生花しょうぶ園」などからも近い山腹にある臨済宗大徳寺派の寺院です。

このお寺は「剣豪」として知られる「柳生家」の菩提寺として知られており、創建は江戸時代の初頭、寛永15年(1638年)に徳川将軍家の剣術指南役として大いに活躍した柳生藩主柳生宗矩が開基したお寺として知られています。なお、創建にあたっては「たくあん漬け」を生み出したともされる大徳寺住持「沢庵宗彭(たくあんそうほう)」も関わったとされているほか、この地はそれ以前には「柳生城」があったとされており、その跡地に整備されたものと考えられています。初代住職は柳生宗矩の子である列堂義仙(れつどうぎせん)が務め、その後も柳生家の菩提寺として長らく機能し続け、境内には「柳生一族」の墓所が設けられているなど、奈良では珍しく「近世の歴史」をしっかりと伝える空間となっています。近代以降は一時衰退しますが、昭和以降は復興し、正木坂剣禅道場と呼ばれる武道場が整備されるなど、再び「剣豪の里」にふさわしい空間として機能しています。

柳生藩関連資料の展示もあります

境内は多数の建築がある訳ではありませんが、本堂及び資料室においては柳生家の菩提寺らしく柳生但馬守(たじまのかみ)宗矩座像、また創建に関わった沢庵和尚座像や列堂和尚義仙像が安置されているほか、柳生藩の「藩札」や「藩印」、武具なども展示されており、さながら「柳生一族博物館」と言ってもよい空間にもなっています。

芳徳寺のみどころ・風景

芳徳寺は、柳生の集落から少し離れた高台にあります。境内へは車を利用してアクセスすることも出来ますが、徒歩で訪れる場合は石段や坂道をしっかり登らなければアクセスできません。

芳徳寺の山門

山門前では、木箱に拝観料200円を入れてから境内に入ってください。

芳徳寺の境内

本堂や資料室へは、向かって右側の資料室の入り口からアクセスするようにしてください。本堂一帯の空間から直接本堂へ入ることは出来ません。

柳生一族の墓所へは、境内西側から山道を通ってアクセスしていくことになります。

柳生一族の墓所の手前には、芳徳寺歴代住職の墓所があります。

歴代住職の墓所から更に進むと、柳生一族の墓所があります。

【柳生一族の墓】柳生家厳・柳生宗矩などの剣豪が眠る空間

拝観情報

拝観時間

4月~10月:9時~17時 11月~3月:9時~16時

拝観料(本堂)

大人(大学生以上)200円(180円)・高校生150円(130円)・小中学生100円(80円)

※括弧内は30名以上の団体料金

※拝観料金は山門そばの箱に入れてください。

アクセス(電車・バス)

近鉄・JR線各駅からのアクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「柳生」「邑地中村」「石打」行き乗車、「柳生」下車、南東に徒歩15分

※柳生バス停を下車後、近くの国道(369号)沿いを南下していき、途中の市営駐車場付近から脇道を少し進むと芳徳寺へとのぼる坂道があります。

※車で訪れる場合は柳生観光駐車場をご利用ください(駐車場から芳徳寺まで北東に徒歩約5分)

近隣観光スポット

柳生八坂神社から北東に徒歩約8分・摩利支天山から北東に徒歩約8分・旧柳生藩陣屋跡から北東に徒歩約8分・柳生花しょうぶ園から北東に徒歩約10分・旧柳生藩家老屋敷から南東に徒歩約10分

芳徳寺周辺地図