春日大社幣殿・舞殿

【春日大社幣殿・舞殿】通常時の「参拝所」は重要な儀式の舞台にも

ごあんない

春日大社「幣殿(へいでん)・舞殿(まいでん)」は、春日大社本殿の南側に建つ檜皮葺の比較的大きな建物であり、春日大社本殿へ向けての「参拝所」として境内で最も大勢の観光客が訪れるスポットの一つとなっています。

もっとも、参拝所としても用いられているこの建物はいわゆる「拝殿」と呼ばれる施設ではなく、その「幣殿」と「舞殿」という名の通り、本来は祈りを捧げる空間とは違う役割を持つ施設となっています。「幣殿」とは、天皇陛下によってお供えされる「御幣物」を一時的に保管する施設という意味を持つほか、「舞殿」はその名のイメージの通り、宮中由来の御神楽やその他神楽・舞楽を実施(奉納)するための施設となっており、一つの建物に見える空間の内、東側2間のエリアを幣殿、西側3間を舞殿として用いることになっています。

なお、この場所では春日大社の例祭「春日祭」の際には勅使の方による御祭文(ごさいもん)の奏上なども行われ、重要な儀式を執り行う空間としてもその役割を果たしています。

アクセス

奈良交通バス「春日大社本殿」バス停・ぐるっとバス(土日祝日・観光シーズンのみ運行)「春日大社」バス停(いずれも同じ位置)から東に徒歩4分

砂ずりの藤から北東にすぐ・南門から北にすぐ・本殿参拝受付から西にすぐ

※幣殿での参拝には料金はかかりません。なお、隣接する本殿特別参拝受付で500円をお支払い頂くと一層本殿に近い場所までアクセスすることが可能です。

春日大社直会殿周辺地図