観光のご案内
春日大社に気持ちよくお参りするために罪や穢れを取り払う
春日大社「祓戸神社(はらえどじんじゃ)」は、春日大社本殿へ向かう参道沿いにある「二の鳥居」の近くに位置する春日大社の末社の一つです。
近くには鹿のモチーフが印象的な手水舎も設けられている祓戸神社は、その名の通り神社にお参りする際に罪や穢れを取り除いて下さる神社となっており、心身を清めるために本殿の参拝前には必ずお参りしておきたい神社となっています。
奈良時代の創建とも伝わる古社です
ご祭神としては罪や穢れを祓う神として知られる瀬頼津姫神(せよりつひめのかみ)をお祀りする祓戸神社は、創建年代としては神護景雲4年(770年)に創建されたとも言われ、記録上では少なくとも平安中期の寛弘3年(1006年)には既にお祀りされていた古社であるとされ、長い歴史を有する存在となっています。
なお、春日祭における勅使の御祓いはこの地で行われるほか、「夏越大祓式」ではこの祓戸神社が会場となり夏を乗り切るために罪や穢れを取り払うための神事が行われ、近くの参道では「茅の輪くぐり」をして頂けるようになっています。
次項では、交通アクセスについてご案内致します。
アクセス(電車・バス)
奈良交通バス「春日大社本殿」バス停、ぐるっとバス「春日大社本殿」バス停から南東に徒歩2分
手水舎は東側に隣接・春日大社二の鳥居から北東にすぐ・車舎から北東にすぐ・着到殿から西にすぐ・春日大社本殿特別参拝受付から西に徒歩2分
祓戸神社周辺地図