【浅茅ヶ原園地】「梅林」や「水辺」など様々な風景を味わえる奈良公園内随一の景勝地

ごあんない

「梅林」に「水辺」など変化のある風景を楽しめる空間

奈良公園「浅茅ヶ原園地(あさじがはら)」は、奈良公園内「奈良国立博物館」の南側、また「飛火野」の西側一帯に広がるエリアです。

浅茅ヶ原園地は、芝生広場が広がる春日野園地・浮雲園地・登大路園地などとは異なり、木々が生い茂る傾斜地を中心に、奈良公園内唯一の梅の名所「片岡梅林」、また美しい水辺「鷺池」に浮かぶ「浮見堂」なども含めたエリアとなっており、散策しながら様々な風景を味わって頂ける奈良公園内随一の景勝地とも言える空間となっています。

奈良時代にも「憩いの場」だったようです

なお、その「浅茅ヶ原」という名称が生まれた時代は古く、奈良時代の万葉歌にも

「春日野(かすがの)の浅茅(あさぢ)が上に思ふどち 遊ぶこの日は忘らえめやも」

という和歌が残されています、歌はのどかな空間で「野遊び」をした情景をうたったものであり、奈良時代から現在の奈良公園の雰囲気にも近いような「憩いの場」であったことが伺える内容となっています。

浅茅ヶ原園地一帯は、奈良でも指折りの観光地ではありますが、奈良国立博物館や東大寺大仏殿周辺、また北側すぐの春日大社参道沿いと比較すると観光客の姿は少なくなり、梅の見頃や「燈花会」のような時期を除いては比較的静かな風情を感じて頂けるようにもなっています。混雑するエリアを訪れる場合には、ぜひこの浅茅ヶ原周辺にも足を運んで、奈良時代から愛されてきた奈良の落ち着いた風情を味わってみてはいかがでしょうか。

浅茅ヶ原園地の風景

片岡梅林周辺

「春日大社表参道」バス停からすぐの位置にある「片岡梅林」。梅のシーズンには奈良市街地周辺で最大規模の梅の名所として紅梅、白梅がよい香りとともに美しく咲き誇ります。また、梅のシーズン以外は木々の多い「芝生広場」として奈良公園らしい風景を生み出す空間にもなっています。

【片岡梅林】奈良公園内随一の「梅の名所」では紅白色とりどりの梅が咲き誇る

浮見堂・鷺池周辺

高台となっている片岡梅林から坂道を下った南側すぐのエリアは、「鷺池(さぎいけ)」と呼ばれる水辺が広がっており、その中央部には「浮見堂」と呼ばれる大正時代からの歴史を持つユニークな建物(休憩スペース)が設けられています。浮見堂周辺はとりわけ季節ごとの風景の変化が美しい場所であり、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪や凍った水辺など、奈良公園の魅力を凝縮したかのような美しい風景を思う存分味わって頂けます。

【浮見堂・鷺池】「季節ごとの風景」がいつ来ても美しい憩いの水辺

円窓亭

片岡梅林のそばには、円窓亭と呼ばれるかつては春日大社境内の建築であったユニークな「丸い窓」を持つ建物も設けられています。

【円窓亭(丸窓亭)】春日大社由来のユニークな建築は奈良公園内では異色の存在

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」・「中循環外回り(近鉄奈良からのみ」・「高畑町」・「山村町」・「藤原台」・「鹿野園町」・「奈良佐保短期大学」行き乗車、「春日大社表参道」下車、周辺一帯(西側)

近隣スポット

飛火野は東側一帯・荒池園地は南西側一帯・奈良国立博物館は北側一帯・氷室神社から南に徒歩6分(片岡梅林まで)・東大寺南大門から南に徒歩6分(片岡梅林まで)

浅芽ヶ原園地周辺地図