香水閣(秋篠寺)

【香水閣(秋篠寺)】1000年以上宮中の儀式に用いられてきた「霊水」の井戸

ごあんない

秋篠寺境内の「香水閣」は、お寺のバスでお越しの場合に利用する「東門」を入ってすぐの位置にある建物であり、内部には長い歴史を持つ「香水井」と呼ばれる井戸が設けられています。

この香水井から汲み上げた「霊水」は、平安時代初頭の仁寿元年(851年)から明治4年(1871年)までの1000年以上に渡って京都御所においてお正月に真言宗が「大元帥法」による祈祷を行う際に用いられ続けたとされており、秋篠寺と天皇家のつながりを示す歴史となっています。なお、「大元帥法」と呼ばれる真言宗の修法は、常暁律師という僧侶がこの香水井において大元帥明王さまのお姿を感得され、その後に中国(唐)へ渡って身に付けられて日本に伝えたとされており、真言密教のお寺として秋篠寺が重要な存在であったことが伺える伝承となっています。

公開については、この井戸は毎年6月6日に大元堂に安置されている大元帥明王像が公開されるのに合わせて年1回のみ公開されることになっており、通常時は外観のみ(井戸は見えません)のみしかご覧いただくことが出来ませんのでご注意ください。

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拝観情報(秋篠寺)

※香水閣一帯は拝観料が不要なエリアとなっています。拝観料は本堂周辺の拝観時のみ必要となっています。

◇拝観時間

・9時30分~16時30分

◇拝観料

・高校生以上500円・中学生以下無料(※拝観には成人の方の同伴が必要です)

アクセス

奈良交通バス

・近鉄大和西大寺駅から「押熊」行き乗車、「秋篠寺」下車(運賃190円)、西に徒歩2分

近鉄大和西大寺駅から北西に徒歩約20分

秋篠寺本堂から東に徒歩2分

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