【法華寺名勝庭園】杜若や皐月が美しく咲き誇る静かな空間

法華寺「名勝庭園」 観光スポット・みどころ

当ページの内容を含め、奈良の観光スポットに関連する内容は原則としてコロナ禍前を中心とした状況に基づく「アーカイブ」的内容となっており、その後状況が変化している場合があります。
最新の状況については、各スポットに関する公式サイト、または観光協会などの情報発信などを別途ご確認下さい。

観光のご案内

境内東側に広がる立派な庭園

法華寺「名勝庭園」は、法華寺境内の西側一帯に広がる庭園です。名勝庭園は、年間を通して様々な草花をお楽しみ頂ける境内東側の「華楽園」とは異なり、4月~6月の一部期間限定で公開されており、主に「杜若(カキツバタ)」が見どころの庭園として知られています。歴史としては京都御所内「仙洞御所」の庭園を客殿とともに移築したという由緒を持っており、門跡寺院らしい風格を漂わせる存在となっています。

庭園は本堂西側にある入り口から入園して頂き、小さな池のほとりを1周するような形で順路が伸びており、客殿などがある場所で折り返して頂く形となっています。

杜若は5月が特に見頃です

華楽園のような多種多様な植物が咲き誇る空間ではなく、落ち着いた静かな雰囲気をじっくりと味わって頂ける名勝庭園ですが、杜若が見頃の時期に合わせて訪れると大変美しい風景をお楽しみいただけるようになっており、「花の寺」の風情を思う存分味わって頂けます。なお、杜若は5月中が見頃となっていることが多くなっています(開花状況は年により異なる場合があります)。

※名勝庭園の見学には法華寺の拝観料が必要です。各種の情報は別途法華寺様の発信する公式的な情報などをご確認下さい。

法華寺名勝庭園のみどころ

・本堂西側にある入り口から名勝庭園に入ると、落ち着いた「水辺」の風景が一面に広がります。

・池の反対側の森の中には、石塔や大きな石が設けられているエリアもあり、独特の風情を生み出しています。

・庭園からは本堂の立派な瓦屋根を望む風景も広がっており、門跡寺院らしい「奥行き」を感じることも出来るようになっています。

・順路の折り返し地点である客殿付近からは、杜若(カキツバタ)や皐月(サツキ)が咲き誇る美しい風景をじっくり味わって頂けるようになっています。杜若を目当てに訪れる場合は5月中に訪問されることを特におすすめします(開花状況は年により異なる場合があります)。

・京都御所内仙洞御所から移築した客殿は、内部に立ち入ることは出来ませんが外観を一部ご覧いただけるようになっています。

次項では、交通アクセスについてご案内致します。

位置・アクセス

名勝庭園は、法華寺境内の中では最も西側、本堂の西隣に広がっています。もう一つの美しい庭園である華楽園とは反対側に位置します。

※法華寺拝観受付まで
奈良交通バス
・JR奈良駅(西口)、近鉄奈良駅から「大和西大寺駅」行き乗車、「法華寺」下車、西に徒歩4分
近鉄新大宮駅から北西に徒歩16分

※駐車場有り(普通車30台・拝観者は無料)

周辺地図