【霊山寺奥の院】長い山道を進んだ先の谷筋に静かにお祀りされる「霊山寺の守護神」

ごあんない

霊山寺「奥の院」はバラで有名な「霊山寺」の境内、本堂や三重塔などが設けられているお寺の中心部からは1キロ程度離れた山の中に単独で設けられている小さなお堂などのある空間です。歴史は古く、かつて弘法大師が霊山寺に滞在された際に感得された「大龍神」を辯才天として長らくお祀りしてきたという1000年を優に超える歴史を持つ空間となっています。

奥の院へのアクセスは、奈良市内の大規模なお寺の境内地の中では最も困難なものであり、長い山道を一度上り、その後谷筋へ向かって再び下るという体力的にはやや厳しいルートとなっており、この地まで参拝に訪れる方は少なくなっています。また、奥の院手前の案内板には「不神徳なことをすれば神罪が厳しいものがある」といった旨の内容が記されており、その記述の通りか、奥の院一帯は独特の神秘的雰囲気が漂う空間となっており、決して遊び心で長居するような空間ではない霊験あらたかなスポットとなっています。

霊山寺「奥の院」の風景

奥の院への参道は奈良市内のお寺の施設としては類を見ないほどに長いものとなっています。本堂方面からの長い上り坂が終わる場所には立派な鳥居があり、この鳥居から伸びる石段を更に下った先が「奥の院」となっています。

奥の院エリアの入り口には小さな橋がありますが、この橋は閉鎖されている日と通行可能な日があるようで、閉鎖時には橋の手前から祈りを捧げることになります。

霊山寺「奥の院」

「奥の院」本体の建物は橋を渡ってすぐ右側の位置にあり、昼間でも常に薄暗い独特の雰囲気が漂う空間となっています。

アクセス

奥の院は、霊山寺拝観受付からは1キロほど離れた山中に位置しており、アクセスするためには西に約15~20分程度きつい坂道を上り下りして頂く必要があります。

奈良交通バス

近鉄富雄駅から「若草台」行き乗車、「霊山寺」下車、南に徒歩2分

近鉄学園前駅から「西千代ケ丘二丁目」行き乗車、終点「西千代ケ丘二丁目」下車、南に徒歩15分

※霊山寺拝観受付まで

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