【霊山寺鐘楼】室町時代に建立された奈良でも指折りの「優美な鐘楼」

ごあんない

霊山寺「鐘楼」は、バラ庭園で有名な「霊山寺」の本堂の南東側すぐの位置にある重要文化財に指定されている鐘楼であり、室町時代に建てられたものが現在も残されています。

鐘楼は下の部分が「袴腰」と呼ばれる末広がりになった様式を持つものであり、市内では新薬師寺の鐘楼などに似た佇まいとなっていますが、霊山寺の鐘楼は檜皮葺でありかつ朱色が目立つ外観となっており、新薬師寺鐘楼のクールな印象とはまた違った優美な印象が際立つ存在となっています。なお、この鐘楼は「建築」は室町時代のものですが、吊り下げられている「梵鐘」については江戸時代前期の寛永21年(1644年)のものとなっています。

ちなみに、霊山寺では毎年年越しのタイミングで「除夜の鐘」が自由について頂けるようになっていますが、ご使用いただける鐘楼はこの重文指定のものではなく、山門前の「幸せを呼ぶ鐘」と霊園本堂の鐘楼となっていますので、参加される場合はその点ご留意ください。

霊山寺「鐘楼」

アクセス

鐘楼は、本堂の南東側すぐの位置にあり、拝観受付からは参道や石段を経由して南西に徒歩3分程度の高台に位置しています。

奈良交通バス

近鉄富雄駅から「若草台」行き乗車、「霊山寺」下車、南に徒歩2分

近鉄学園前駅から「西千代ケ丘二丁目」行き乗車、終点「西千代ケ丘二丁目」下車、南に徒歩15分

※霊山寺拝観受付まで

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