【宇奈多理坐高御魂神社】平城宮跡「東院庭園」のすぐそばにある式内大社

ごあんない

宇奈多理坐高御魂神社(うなたりにいますたかみむすびじんじゃ)は、平城宮跡エリアの東端部、奈良時代の庭園を再現した「東院庭園」の北側すぐの位置にある神社です。

神社の歴史は不詳な点もあり創建年代などは明らかになっていませんが、延喜式神名帳に記載される式内大社として非常に古い歴史を持つとされています(この地ではなく横井町付近の神社をあてる説もあります)。また、かつては法華寺の鎮守社としての歴史を持ち、本地仏「十一面観音」を安置(明治の神仏分離で神社からは撤去)していたともされているほか、楊梅天神・桜梅天神と呼ばれていた時期もあったとされています。

境内はうっそうとした鎮守の森に覆われており、暗がりの中にひっそりと佇む本殿は室町時代に建立された重厚な社殿を持っており、ご祭神としては高御魂尊(たかみむすびのみこと)・天太玉命(あめのふとたまのみこと)・思兼命(おもいかねのみこと)がお祀りされています。また末社としては天鈿女社(祭神天鈿女命)・猿田彦社(祭神猿田彦命)・手力雄社(祭神手力雄命)・大宮媛社(祭神大宮媛命)・豊岩窓社(祭神豊岩窓命)が設けられています。

神社は鳥居・参道部分は常時立ち入ることが可能なようですが、本殿周辺については日中でも閉扉されており、お参り出来ない場合も多くなっています。しかしながら内部の様子を垣間見ることは出来ますので、平城宮跡エリアでは異色の存在とも言える神社で神秘的な雰囲気を感じてみるのもよいかもしれません。

宇奈多理坐高御魂神社の風景

アクセス

平城宮跡東院庭園は南東側に隣接・法華寺から南西に徒歩6分

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「西大寺駅」行き乗車、「法華寺」バス停下車、南西に徒歩8分

・JR、近鉄奈良駅から「学園前駅(南)※奈良市庁前経由」・「恋の窪町」・「二条大路南五丁目」行き乗車、「宮跡庭園」バス停下車、北に徒歩14分

ぐるっとバス(土日祝日・観光シーズンのみ運行)

・JR奈良駅、近鉄奈良駅から「ぐるっとバス平城宮跡ルート」乗車、「法華寺・海龍王寺」下車、南西に徒歩8分

近鉄新大宮駅から北西に徒歩18分

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