【御影堂供華園(唐招提寺)】鑑真和上の故郷ゆかりの白く美しい「瓊花(けいか)」が咲き誇る空間

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観光のご案内

唐招提寺「御影堂供華園」は、世界遺産「唐招提寺」の境内北側、江戸時代に建てられたかつての興福寺塔頭「一乗院」の宸殿を移築した「御影堂」の西側に広がる庭園です。「供華園」は、鑑真和上の故郷である中国揚州から昭和38年(1963年)に送られた「瓊花(けいか)」と呼ばれる花が咲き誇る空間となっており、毎年大型連休ごろの見頃になると、白く可憐な花をご覧いただけるようになっています。

「瓊花(けいか)」は中国隋代に「煬帝」がお気に召したとも言われる花としても知られる株数もそれほど多くない貴重な花であり、見た目は「ガクアジサイ」などに非常に似たような姿となっており、決してインパクトのある存在とは言えないものの、繊細さが織りなす美しさは唐招提寺境内の美しさに通ずるものがあり、お寺に非常によく似合う存在となっています。

なお、供華園の開園期間は概ね毎年4月中旬~5月頃となっていますが、その年の開花状況により開園期間や見頃は随時変化しますので、花を目当てに訪れる場合は事前に開花状況などを確認しておくことをおすすめします。

唐招提寺御影堂供華園の「瓊花(けいか)」

次項では、拝観に関する情報を解説していきます。

拝観情報

◇唐招提寺境内共通

拝観料:大人1000円、高校・中学生400円、小学生200円

拝観時間:8時30分~17時(拝観受付は16時30分まで)

次項では、交通アクセスについてご案内致します。

アクセス(電車・バス)

◇唐招提寺境内まで

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「奈良県総合医療センター」行き乗車、「唐招提寺」バス停下車、北にすぐ

近鉄西ノ京駅から北に徒歩8分、近鉄尼ヶ辻駅から南に徒歩15分

※御影堂供華園は境内北側に位置する御影堂の建物の西側、「中興堂」や「地蔵堂」のすぐそばに広がる空間となっています。

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