【唐招提寺中興堂】「覚盛上人坐像」を安置する比較的真新しいお堂

ごあんない

唐招提寺「中興堂」は、唐招提寺境内の北側、開山堂や地蔵堂といったスポットの近くにある比較的小さな寄棟造のお堂です。唐招提寺境内には奈良時代などの古い建築物が多い中で、この中興堂は平成11年(1999年)に鎌倉時代に伽藍の整備や戒律の復興など、荒廃していた唐招提寺の中興を成し遂げ「鑑真の再来」とすら言われた功績を残す「大悲菩薩覚盛上人」の没後750年を記念して建立されたものとなっています。

堂内には室町時代の応永2年(1395年)に椿井仏師成慶により造像され、現在も彩色がしっかりと残される引き締まった表情の「覚盛上人坐像(重要文化財)」が安置されているほか、昭和の中興と言われる存在の第81世森本孝順長老の坐像も安置しています。

なお、中興堂は通年拝観できるお堂ではなく、毎年5月19日、中興忌梵網会(うちわまき)当日のみ覚盛上人坐像が特別公開されるようになっています。それ以外の期間は基本的に一切拝観できませんのでご注意ください。

唐招提寺中興堂

拝観情報

◇唐招提寺境内共通

拝観料:大人600円、高校・中学生400円、小学生200円

拝観時間:午前8時半~午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)

アクセス

◇唐招提寺境内まで

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「奈良県総合医療センター」行き乗車、「唐招提寺」バス停下車、北にすぐ

近鉄西ノ京駅から北に徒歩8分、近鉄尼ヶ辻駅から南に徒歩15分

※中興堂は金堂・講堂・礼堂などのある境内中心部から北に少しだけ離れた場所にあり、周辺には開山堂・地蔵堂などがあるエリアとなっています。

周辺地図