【唐招提寺新宝蔵】奈良時代の個性豊かな「木彫像」などを拝観して頂ける展示空間

ごあんない

唐招提寺「新宝蔵」は、奈良時代の遺産が数多く残される唐招提寺の境内東側にある唐招提寺所蔵の文化財を保存・展示するための施設です。唐招提寺境内は基本的に通常の拝観料のみで拝観・見学して頂けるようになっていますが、この新宝蔵は御影堂と同様に追加料金が必要となっています。

所蔵する文化財(仏像)

新宝蔵には、唐招提寺の所蔵する貴重な文化財の一部、とりわけかつて「講堂」に安置されていた「旧講堂木彫群」と呼ばれる奈良時代末期に造立された木彫像が多数安置されています。

旧講堂木彫群は、太めの佇まいが特徴的な薬師如来立像、不空羂索観音として造られたと考えられる唐風の佇まいを見せる獅子吼菩薩立像・衆宝王菩薩立像、欠損が少なくほっそりとした姿を見せる十一面観音立像、頭部や手先が失われている一方、体全体のなめらかな曲線美などがその他の像とは一線を画する雰囲気を感じさせる如来型立像からなるものであり、金堂の仏さまとはまた違った魅力を持つ存在となっています。

また、奈良時代に造られかつては金堂の屋根の上に設置されていた「鴟尾」、そして講堂もしくは中門に設置されていたとされる「唐招提寺」の文字が記された「勅額」も収蔵されており、奈良時代からの歴史を十二分に味わって頂ける空間となっています。

木彫像などを安置する唐招提寺「新宝蔵」

拝観情報

◇唐招提寺境内共通

拝観料:大人600円、高校・中学生400円、小学生200円

拝観時間:午前8時半~午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)

◇新宝蔵

拝観料:大人(大学生以上)200円・中高生及び小学生100円

拝観時間:9時~16時

開館期間:3月1日~6月30日・8月10日頃の数日間(臨時開館)・9月1日~11月30日・12月31日~1月3日

アクセス

各駅からのアクセス

◇唐招提寺境内まで

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「奈良県総合医療センター」行き乗車、「唐招提寺」バス停下車、北にすぐ

近鉄西ノ京駅から北に徒歩8分、近鉄尼ヶ辻駅から南に徒歩15分

※新宝蔵は金堂などのある境内中心部から東に少し離れた森の中にあります。

境内の近隣スポット

唐招提寺内宝蔵・経蔵から東にすぐ、礼堂から東にすぐ、鼓楼から東に徒歩2分、講堂から東に徒歩2分、御影堂から南西に徒歩2分、金堂から北東に徒歩2分

唐招提寺新宝蔵周辺地図