【海龍王寺経蔵】「雪柳」の咲き誇る空間に浮かび上がる鎌倉時代からの建築

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観光のご案内

海龍王寺「経蔵」は、光明皇后ゆかりの十一面観音菩薩で知られる海龍王寺の境内南側に位置する小さな寄棟造・高床式の蔵です。

重要文化財に指定されている建物は、海龍王寺が叡尊上人の力によって復興が図られた時期である鎌倉時代の正応元年(1288年)に建立された古いものであり、鎌倉時代の中国から影響を受けた建築様式である大仏様・禅宗様の影響が見られる建築となっています。

小さな経蔵は、こじんまりとした境内にぴったりと似合うような存在となっており、春には周辺に咲く雪柳(ユキヤナギ)の中に高床式の建物が浮かび上がるような趣ある風景を味わって頂けるようになっています。

海龍王寺「経蔵」

次項では、拝観に関する情報を解説していきます。

拝観情報(海龍王寺共通)

※拝観料は経蔵の外観を含む境内拝観、本堂の拝観などが共通となっています。

拝観料:大人500円・中高生200円・小学生100円(特別公開時は大人600円・中高生300円・小学生100円)

拝観時間:9時~16時30分(特別公開中は17時まで)

次項では、交通アクセスについてご案内致します。

アクセス(電車・バス)

JR・近鉄奈良駅から奈良交通バス「大和西大寺駅」行き乗車、法華寺バス停下車、北西に徒歩2分

近鉄大和西大寺駅から奈良交通バス「JR奈良駅西口」行き乗車、法華寺バス停下車、北西に徒歩2分

※拝観受付まで

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