【薬師寺南門】室町時代に建立された山門は境内では数少ない重要文化財の建築物

ごあんない

薬師寺「南門」は、薬師寺の金堂や東西塔が位置する「白鳳伽藍」の南端に設けられた薬師寺の山門です。南門の北側すぐにはそれ以上の規模を持つ真新しい「中門」が建っており、南側から見ると門が二重に建つ形となっています。

昭和以降の勢いのある復興事業によって多数の建築が再建された薬師寺は、その規模に比べると昔から残された建築物は少なくなっており、国宝に指定されている建築は東塔・東院堂、また重要文化財に指定されている建築は境内社の若宮社、また境内の南側にある「八幡神社」社殿、そしてこの「南門」のみとなっています。

数少ない近現代以前の「薬師寺」の面影を残す南門は、室町時代の永正9年(1512年)に建立された四脚門であり、かつては「西門」として機能していましたが、現在の南門の位置にあった「南大門」が焼失したこともあり、その礎石上に移設されてきた存在となっています。すなわち、元から小さな「南門」と大きな「中門」という構図であった訳ではなく、この場所には中門以上に巨大な「南大門」がかつては堂々とそびえ立っていたということになります。

薬師寺「南門」

アクセス

交通アクセス

近鉄西ノ京駅からから南西に徒歩3分

奈良交通バス「薬師寺」バス停から南西に徒歩3分

※北側拝観受付まで

近隣スポット

薬師寺北側拝観受付から南に徒歩3分・薬師寺南側拝観受付は南門の西側に隣接・中門から南にすぐ・金堂から南にすぐ・玄奘三蔵院伽藍から南に徒歩5分

薬師寺南門周辺地図