【若宮社(薬師寺)】「龍王社」と同じく「大津皇子」にゆかりの深い境内社

ごあんない

薬師寺境内の「若宮社」は、薬師寺白鳳伽藍の南西端、西側の回廊沿いにその他の境内社である「弁財天」や「平木大明神」などと共に鎮座する小さな神社です。

境内社の中では東に徒歩2分ほどの位置にある「龍王社」と並ぶ規模を持つ若宮社は、小さいながらも鎌倉期~南北朝時代にかけての造立と考えられている立派な社殿建築(重要文化財)を持ち、その「龍王社」と同様に天武天皇の皇子であり、謀反の疑いを掛けられて非業の死を遂げた「大津皇子」ゆかりの神社、大津皇子をご祭神としてお祀りする神社とも考えられています。大津皇子は後世には「怨霊」伝説に関わる存在として鎮魂の対象となりますが、そのような役割を反映してか、龍王社が白鳳伽藍南東端に、そして若宮社が南西端に左右対称に建つ形となっており、御霊を鎮めるための因縁を感じさせる空間配置となっています。

若宮社(薬師寺)

アクセス

交通アクセス

近鉄西ノ京駅からから南西に徒歩3分

奈良交通バス「薬師寺」バス停から南西に徒歩3分

※北側拝観受付まで

近隣スポット

薬師寺北側拝観受付から南西に徒歩4分・中門から西にすぐ・金堂から南西に徒歩2分・西塔から南に徒歩2分・玄奘三蔵院伽藍から南西に徒歩6分

若宮社(薬師寺)周辺地図