大安寺「本堂」

【大安寺本堂】天平時代の本尊「十一面観音立像」をお祀りする空間

ごあんない

大安寺「本堂」は、「がん封じ」で知られる「大安寺」境内中央にある中心的なお堂です。かつては東大寺や興福寺に匹敵する規模を持った大安寺の境内(伽藍)は平安時代以降急速に衰退し、近代に入る頃には元々あったお堂・建築はほぼ全て失われてしまうことになったため、この小さな本堂はかなり小さな規模で明治時代に再建されたものとなっていますが、現在は本尊「十一面観音立像」がお祀りされ、「がん封じ」や「病気治癒」などの御祈祷をこなうような空間となっています。

本尊十一面観音立像(重要文化財)は奈良時代(天平時代)に造立され、左手に宝瓶を持ち、垂れた右手では与願の印を結ばれたお姿となっており、現在も胴体部分を中心に当初のものが残された大変貴重な仏像となっています。なお、頭部は後世のものとなっているものの、身に着けている装身具、装束である「条帛」・「天衣」などの表現は実に優雅なものとなっており、名実ともに大安寺を代表する仏像、「がん封じ」の仏さまとして深い信仰を集めています。公開については通年公開は行われておらず、特別公開は毎年10月1日~11月30日までのみとなっています。

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大安寺「本堂」の風景

大安寺の本堂

アクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「白土町」「シャープ前」「イオンモール大和郡山」「杏南町」「杏中町」行き乗車、「大安寺」下車、南西に徒歩10分

JR奈良駅から南に徒歩25分

※大安寺境内まで