三松寺

【三松寺】奈良市内では珍しい「禅寺」は大和郡山市との境界近くに

ごあんない

瑞雲山「三松寺(さんしょうじ・三松禅寺)」は、薬師寺などのある西の京エリアから南に少し離れた、奈良市と大和郡山市の境界付近の住宅街に位置する比較的大きなお寺です。

歴史としては、行基菩薩の弟子である「法親王真恵宗寂大師」により創建され平安時代には「南都十五寺」に数えられる繁栄を見せたとも、桓武天皇の皇后藤原乙牟漏により平安初期に「富雄」エリアに創建され、その後現在の七条の地に移転したとも言われますが、江戸時代にはこの地で「大和郡山城主」の菩提寺として機能するようになり、現在でも奈良市ではかなり珍しい「曹洞宗」のお寺として、学校や企業の「座禅体験」をはじめ、剣道・合気道教室などが地域に開かれた形で行われています。

なお、観光寺院と言える存在ではないため、境内に立ち入る観光客の姿はほとんど見られませんが、参禅道場には東洋最大規模とも言われる巨大な「達磨さま」の絵画があるほか、大和郡山城主であった柳沢堯山により建立された茶室「送月舎」、郡山城主の愛した女性の悲劇に由来する「お艶地蔵」の存在で知られるほか、本堂をはじめとする境内の建築は見ごたえのある存在となっています。

アクセス

近鉄九条駅から北西に徒歩11分

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