入江泰吉記念奈良市写真美術館

【入江泰吉記念奈良市写真美術館】「大和路」の美しさを「写真」からじっくりと味わえる貴重な空間

ごあんない

奈良を代表する写真家「入江泰吉」氏の作品を多数所蔵する

入江泰吉記念奈良市写真美術館は、ならまちエリアの中心部からは東に比較的離れた「高畑」界隈の東端部、「新薬師寺」や「鏡神社」の境内地と隣接する位置にある奈良市営の「写真」をテーマにしたユニークな美術館です。

この施設はその名の通り、奈良を拠点に平成初期まで活躍し続けた写真家「入江泰吉」氏が撮影した奈良・大和路の仏像・寺院・日常風景をテーマにした作品を多数所蔵し、その所蔵作品を中心とした写真展覧会を多数実施する美術館となっており、現在の館長はこちらも有名な写真家である「百々俊二」氏が務められています。

入江泰吉氏は明治38年(1905年)にこの近くの現在の高畑町エリアで生まれ、種々の仕事を経た後大阪を拠点に商業写真や「文楽」をテーマとした写真作品を残し、戦時中の空襲で大阪の自宅が全焼した事などを契機に奈良に戻り、戦後は亡くなる 平成4年(1992年)まで一貫して奈良・大和路の仏像を中心に寺社建築、農村風景などを撮影し続けました。写真集としては「古色大和路」などが特に有名な存在となっており、「奈良・大和路」をテーマに写真を撮影した写真家としては土門拳氏に並ぶ有名な存在となっています。

入江氏以外の写真展示も数多く開催されています

なお、入江作品を中心に展覧会を催す美術館ではありますが、近年は有名写真家や気鋭の若手写真家などの作品展も多数開催しているほか、「入江泰吉記念写真賞」の開催にも関わり、写真作家の発掘や奈良における写真文化の拠点としても機能する施設となっています。

このほか、美術館建物は有名な建築家、故黒川紀章氏の設計によるものであり、瓦葺きの屋根が浮き上がったように見える佇まいそのものも魅力的な存在となっていますので、そちらにも注目してみてもよいかもしれません。

入江泰吉記念奈良市写真美術館

施設情報

開館時間

9時30分~17時(入館は16時30分まで)

※毎月第2・第4土曜日は、午後2時から展示担当者による作品解説あり

休館日

月曜日(休日の場合は最も近い平日)・休日の翌日(そのが平日の場合)・展示替え期間(※展示計画によって変わるため、要問合せとなっています)・年末年始(12月27日~翌年1月3日)

入館料

大人500円・大学生及び高校生200円(高校生は土曜日無料)・小中学生100円(土曜日は無料)・奈良市在住の70歳以上の方は無料

◇リンク

入江泰吉記念奈良市写真美術館公式サイト

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」・「中循環外回り(近鉄奈良駅からのみ)」・「山村町」・「藤原台」・「鹿野園町」・「奈良佐保短期大学」行き乗車、「破石町」バス停下車、南東に徒歩10分

※美術館の南100メートルの場所に駐車場あり(39台)、1時間まで駐車無料

近隣スポット

新薬師寺は東側に隣接、南都鏡神社は東側に隣接、比賣神社から西に徒歩2分・不空院から南西に徒歩4分・赤穂神社から南東に徒歩6分・志賀直哉旧居から南東に徒歩8分

入江泰吉記念奈良市写真美術館周辺地図