常徳寺(奈良市)

【常徳寺】率川神社のすぐそばにあるお寺は「朝日妙見大菩薩」の存在で知られる

ごあんない

常徳寺(じょうとくじ)は、奈良町エリアの最東端とも言える「率川神社」のすぐそばにある日蓮宗のお寺です。

山号は「法性山」と呼ばれる常徳寺は、その創建は南北朝時代の1340年(暦応3年)に日蓮宗大本山の中山法華経寺(現在の千葉県市川市)の第三祖である浄交院日祐上人が東大寺境内の北側に当たる現在の「川上町」付近に創建した寺院をその由緒としており、この川上のお寺は日蓮上人が南都遊学の際に起居された空間であるとされています。

その後江戸幕府が誕生する直前の1599年(慶長4年)には現在の場所(北向町)に川上の地からお寺を移築し、貞享3年(1686年)には現在も美しい姿を見せる本堂が建立され、その後は現在に至るまでお寺が守られ続けています。なお、かつては末寺を4か所有するなど繁栄したとも言われています。

常徳寺で有名な存在としては、江戸時代中期の享保年間(1716年~1737年)に柳生藩の家老を務めた小山田主鈴により奉納された「朝日妙見大菩薩」があり、安産や開運にご利益があるとして古くから信仰を集めて来た存在としても知られています。お寺は観光寺院ではないため、境内に入ることが出来ない場合も多くなっていますが、朝日妙見大菩薩がお祀りされている小さなお堂は本堂のある境内地ではなく、道路沿いに設けられているため、基本的にいつでもお参りして頂けるようになっています。

常徳寺の風景

常徳寺(奈良市)

 

アクセス

率川神社から南西にすぐ・伝香寺から北西に徒歩2分

近鉄奈良駅から南西に徒歩7分・JR奈良駅から東に徒歩7分

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