細川家住宅

【細川家住宅】江戸時代に建てられた重厚な町家はかつての「ろうそく屋」

ごあんない

細川家住宅(ほそかわけじゅうたく)は、ならまちの西側のエリアにあたり、「奈良町からくりおもちゃ館」などからも近い「南城戸町」の町並みの一角に位置する町家建築です。

この町家は、江戸時代の文化・文政年間に記された祈祷札があることから、19世紀初期の建築と考えられており、奈良市内有数の古い町家となっており、江戸時代から昭和35年頃までは長らく「ろうそく」の製造・販売を行って来たという歴史を持っています。

建築様式としては、出入口には揚戸(あげど)、その両脇の上半分は蔀戸(しとみど)、下半分を揚げみせ(ぱったり床机)とし、北側の落棟部には太格子を入れた様式となっており、内部の座敷の意匠も優れたものとなっているなど商家らしい佇まいを良好な状態で残した貴重な存在となっています。

なお、隣接する森家住宅はこの細川家住宅の隠居所として建設されたものとなっており、立派な商家と数寄屋風の町家が立ち並ぶ風景が広がっています。なお、一般の見学については森家住宅の方のみ予約制で実施されています。

【森家住宅】隣接する「細川家住宅」の隠居所として建てられた築120年を越える町家

アクセス

森家住宅は北に隣接

近鉄奈良駅から南に徒歩9分・JR奈良駅から南東に徒歩14分

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