【金躰寺】「釈迦八相涅槃図」で知られる浄土寺院

ごあんない

金躰寺(こんたいじ)は、ならまちエリアの一角、「十輪院」・「法徳寺」・「興善寺」などのお寺が密集する空間の南側にある浄土宗のお寺です。

お寺の歴史については、創建時期は不明となっていますが、玄奘三蔵に直接師事したことで知られる元興寺(飛鳥寺)の道昭法師が唐から帰ってきた際に開基した寺院であるとする伝承があり、事実であるとすれば奈良時代以前からあったお寺であるということになります。記録に残る歴史としては、安土桃山時代の天正10年(1579年)、良誉清範上人により、法相宗から浄土宗への改宗が行われた時期が中興とされており、現在残されている浄土宗寺院の典型的な建築様式を示す立派な「本堂」はその後江戸時代初頭の寛永14年(1637年)の建立とされています。本堂は周囲に広縁を設け、内部は手前が外陣・奥中央が内陣、両脇前方が脇陣・奥は位牌の間となっています。

仏像としては、本尊阿弥陀如来立像・善導大師及び法然上人祖師像・良誉上人坐像・釈迦如来立像・十大弟子像・地蔵菩薩半跏像などが安置されているほか、毎年2月下旬には特別に動物たちのユニークな図像で知られる「釈迦八相涅槃図」が公開され、この際に御朱印などを授与して頂くことも出来るようになっています。

アクセス

十輪院から南西にすぐ・御霊神社から東に徒歩3分・今西家書院から南西に徒歩4分・元興寺(極楽坊)から南東に徒歩4分

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「天理駅」・「下山」・「窪之庄」行き乗車、「福智院町」バス停下車、南西に徒歩3分

近鉄奈良駅から南東に徒歩16分

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