【興福寺曼荼羅石(十輪院)】かつての「興福寺境内」の様子が描かれた大変ユニークな図像

ごあんない

十輪院「興福寺曼荼羅石」は、ならまちにある「十輪院」の境内の南東端に位置するユニークな石造物です。

曼荼羅石は立派な覆屋で覆われているためにご覧いただけない場合も多くなっていますが、覆屋内部で保存されている石の表面には、興福寺の伽藍・仏像が曼荼羅風に刻まれた独特の姿を見ることが出来ます。上部から「北円堂」・「中金堂」・「東金堂」・「南円堂」といった興福寺の各お堂ごとの主要な仏像の姿が描かれているほか、面白いことに「五重塔」に関しては塔そのもののイラストが描かれており、見ているだけでわくわくするような図像となっています。

「曼荼羅石」を巡っては、鎌倉時代にはこのようなものが多数生み出されたと言われているものの、現在ではここでしか見られなくなっており、大変貴重な存在となっています。

興福寺曼荼羅石

【十輪院】様々な「石仏」の魅力を存分に満喫できるならまちエリア有数のお寺

アクセス

御霊神社から東に徒歩3分・今西家書院から南西に徒歩4分・元興寺(極楽坊)から南東に徒歩4分

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「天理駅」・「下山」・「窪之庄」行き乗車、「福智院町」バス停下車、南西に徒歩3分

近鉄奈良駅から南東に徒歩18分

(※十輪院境内まで)

周辺地図