【不退寺裏山古墳】周辺からの眺めの良さが印象的な知られざる古墳

概要

不退寺裏山古墳は、奈良の北郊、佐保山エリアの一角、その名の通り在原業平伝説で有名な「不退寺」の境内裏側に位置する古墳です。

古墳時代の4世紀後半頃に築造された全長85メートル(後円部直径56メートル・前方部最大幅39メートル・高さ最大5メートル)ほどの前方後円墳と考えられる古墳は、観光スポットとしては知名度がゼロであり、かつ有名な人物の陵墓と定められている訳ではないため整備はなされておらず、古墳本体への立ち入りは困難であるため「古墳マニア」の方でもない限りは古墳であることを確認できない状況となっています。しかしながら地域の墓地の一角に位置する古墳周辺からは平城宮跡・生駒山方面への大変気持ちの良い眺望が広がり、様々な伝説が残されている「平城山・佐保山」界隈らしい雰囲気をじっくりと味わえる空間となっています。

なお、古墳からは円筒埴輪・人頭大の大きな石が出土しているほか、埋葬施設は石をくりぬいて造られた「刳抜式石棺」となっていたとされています。

アクセス

不退寺から北東に徒歩4分

JR奈良駅西口・近鉄奈良駅から奈良交通バス「大和西大寺駅」行き乗車、「一条高校前」下車、北に徒歩7分

近鉄新大宮駅から北に徒歩16分