【率川神社本殿】「子ども」を「両親」がお守りするように三殿が並び立つ

概要

奈良町エリア周辺を代表する神社である「率川神社」の「本殿(奈良県指定文化財)」は江戸時代初頭の建立と推定される春日造の建築であり、重厚な檜皮葺の屋根を持つ大変立派な社殿建築となっています。

本殿は春日造の社殿が「三殿」に渡り並び立つという構造となっており、本殿のうち真ん中にあたる社には媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)がお祀りされており、こちらはいわゆる「神武天皇」の皇后となっているほか、左右のお社には左側にその父親である狭井大神(さいのおおかみ)、また右側には玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)がお祀りされる形になっており、中央の「子ども」を両側の「両親」がお守りするような形式となっているため、率川神社が安産や育児にご利益の在る「子守明神」と呼ばれるようになった由来となっています。

なお、本殿は鉄パイプの簡素な覆屋でなどで周辺が保護されているため、その全体像をしっかりと眺めることは思いのほか難しくなっています。しかしながら春日造の社殿が並ぶ姿は他には春日大社などでしか見られない圧巻の風景ですので、奈良市内有数のの立派な社殿建築としてぜひ見ておきたいものとなっています。

【ならまち】「子守明神」として有名な「率川神社」ってどんなところ?歴史やみどころを徹底解説!

アクセス

率川神社へのアクセス情報は以下の記事で詳しく解説しています。

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