【率川阿波神社】奈良市最古の「えびす様」と言われる率川神社の境内社

概要

率川阿波神社は、近鉄・JR奈良駅からもそう遠くない位置にある「まちなか」の大きな神社である率川神社境内にある比較的立派な境内摂社です。

ご祭神は大物主大神の子どもである事代主神(ことしろぬしのかみ・いわゆる恵比須様)をお祀りしており、奈良時代の宝亀年間(770年~780年)の時期に藤原是公という公卿(朝廷の高官)の夢に登場したお告げにより阿波国より勧請が行われて創建された神社であるとされており、いわゆる「延喜式」にも記述がある由緒ある神社となっています。なお、神社は当初はこの地ではなく現在の奈良市西城戸町(現在の位置から少しだけ南)に設けられており、中世頃までには祭祀などが失われ、明治期には小さな祠のみになるほど衰退したようですが、戦後の昭和34年にその他末社とともに現在の率川神社境内の地に遷座され、現在に至っています。

奈良市内にもいくつか存在する「えびす様」の神社ですが、創建年代としてはこの神社が奈良市内最古の「えびす様」であるとも言われており、現在では正月4日・5日に実施される宵えびす・本えびすには大勢の参拝者が訪れます。なお、神社の例祭は毎年6月17日となっています。

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率川恵比須神社の風景

率川阿波神社

アクセス

近鉄奈良駅から南西に徒歩6分・JR奈良駅から東に徒歩10分