【子安神社】「良弁」僧正の母親を祀ったとも言われる東大寺境内の神社

概要

子安神社(こやすじんじゃ)は東大寺の境内、大仏殿の西側すぐの位置にある神社です。神社は東大寺の古図にもその存在が記されているなど歴史が深い存在となっていますが、かつては「富貴社(フキのやしろ)」とも呼ばれていたほか、東大寺初代別当である良弁僧正の母親の住居跡としてその母親をお祀りする「孝養社」と呼ばれていたともされています。現在の「子安神社(子安宮・子安明神)」と呼ばれるようになったのは17世紀頃からのようで、現在はその名の通り安産祈願・子孫繁栄などを祈る空間となっています。

なお、現在のご祭神は国産みの神である伊弉冊命(イザナミ)となっています。

子安神社の風景

子安神社(東大寺)の鳥居

大仏殿のすぐ近くに位置する子安神社は、土壁に境内が囲まれた少し珍しい造りとなっています。子宝信仰のスポットかつ「良弁」僧正ゆかりの地でもありますが、観光客がお参りする姿はほとんど見られません。

子安神社(東大寺)の本殿

少し薄暗い境内に入ると、大仏殿を背景にして本殿にお参りする形となります。

アクセス

各駅からのアクセス

JR奈良駅西口・近鉄奈良駅から奈良交通バス「青山住宅」・「州見台八丁目」行き乗車、「今小路」バス停下車、東に徒歩6分

近鉄奈良駅から

近隣スポット

指図堂は西側に隣接・公慶堂から東にすぐ・勧進所(清涼院)から東にすぐ・戒壇堂から東に徒歩3分・大仏殿から東に徒歩3分

子安神社周辺地図