【奈良】有名寺社などでお茶を頂ける「珠光茶会」の申込方法・日程・会場まとめ | 奈良まちあるき風景紀行

【奈良】有名寺社などでお茶を頂ける「珠光茶会」の申込方法・日程・会場まとめ

観光お役立ち情報

2021年の珠光茶会は、新型コロナウイルスの影響に伴い中止(茶道に親しむための冊子配布等が代替で実施)となりました。記事の情報は例年の実施時のものですのでご注意下さい。

奈良の冬。「おん祭り」にはじまり「初詣」・「山焼き」などを楽しみ、「お水取り」に終わるシーズンは、一般に観光の「オフシーズン」と呼ばれることが多いですが、近年は「オフシーズン」にも観光に来ていただこうと、様々な行事・イベントが立て続けに新設されています。

「珠光茶会」。それはそんな「冬の奈良」の新しいイベントの一つであり、また人気を集めるイベントとなっているもので、簡単に言えば、奈良の観光名所で茶会に参加して「お抹茶」を味わうことができるというイベントになっています。

この記事では、そんな珠光茶会の概要、会場、申し込み方法などについて簡単に解説していきたいと思います。

珠光茶会の内容

茶の湯の創始者「村田珠光」にちなんだイベント

珠光茶会。その名の由来は、茶道の創始者とも言われ、奈良の「称名寺」で育った人物である「村田珠光」にちなんだものとなっており、京都のみならず、奈良のまちも茶道に深いゆかりがあることを発信するものとなっています。

また、流派としては裏千家・表千家・武者小路千家・遠州流・石州流・薮内流・宗徧流など様々な流派が参加します。

茶席から点心席、特別茶席までいろいろあります

内容としては、奈良市内の主要なお寺や神社、また茶室などで実際に「お茶」を楽しんで頂くという内容が基本となっています。

なお、主要な寺社の会場では、「お茶席」と「点心席」を両方味わって頂ける場所もあるほか、茶会にちなんだ特別企画も設けられており、茶道に詳しい方からそうでない方まで様々な方に参加して頂けるイベントになっています。

また、例年は有名な西大寺の「大茶盛」も珠光茶会に合わせて実施され、そちらも楽しんで頂くことができます。

基本的には有料イベントです

様々な会場で、様々な形で「お茶」を楽しんで頂ける珠光茶会ですが、このイベントは、体験型・参加型イベントであり、実際にお茶や点心を召し上がっていただくという内容が主になっている以上、基本的には全てのイベントが「有料」となっています。

一方で、料金については、主要寺社のイベントでは基本のお茶席が一部を除き5000円からとなっているのに対し、奈良市の施設などでの小さなお茶席の場合、1000円から楽しんで頂けるものもあるなど、参加する内容によって料金は大きく異なります。

珠光茶会の日程

2021年の珠光茶会は、新型コロナウイルスの影響に伴い中止となりました。本記事の内容は、例年の内容を示しておりますのでご注意下さい。

2021年は、代替として奈良市により茶道に親しむための冊子配布等が行われます。詳細は 奈良市公式サイト をご確認下さい。

※以下、例年の実施時の状況についての内容となります。

珠光茶会のスケジュールは、毎年2月10日前後の5日間の実施です。2020年(令和2年)は2月5日(水)~9日(日)に実施されました。

となっています。スケジュールは固定された日付ではなく、曜日配列によって日程がずれる場合がありますので、その年のスケジュールをあらかじめ把握の上ご参加下さい。

また、後述する様々な「会場」でのイベントは、期間中同じ会場で毎日行われる訳ではありません。

珠光茶会では、基本的に毎日違う会場で違うお茶席が行われる(複数行われる場合もあります)パターンとなっており、各茶席への参加は飛び入りではなく、原則事前申し込みを行って参加する形となっています。

また時間については、通常の寺社での「お茶席」は9時~15時、「点心席」は10時~14時というように、当日の開催時間内に参加して頂く形となっています。

なお同じ日に2つの会場で実施される場合は、「お茶席巡回バス」が運行されることになっており、参加料金にそのバスの乗車料も含まれる形にもなっています。

茶会の会場

「珠光茶会」の会場は、

まず奈良市内の主要なお寺・神社の会場としては

春日大社東大寺元興寺大安寺西大寺唐招提寺薬師寺法華寺

がその会場となっています。こちらでは一部を除き5000円のお茶席・点心席となっており、珠光茶会の「メイン会場」とも言える存在になっています。

世界遺産を含む大変有名な神社やお寺で一般の参加者が「茶席」を楽しんで頂ける機会は、基本的にはこの珠光茶会以外にはなく、「珠光茶会」は大変貴重な行事になっています。

また、その他の会場としては、2020年に行われる会場としては

奈良町にぎわいの家八窓庵(奈良国立博物館)名勝大乗院庭園文化館なら工藝館・中西与三郎

があり、こちらは5000円の「日本酒茶会(奈良町にぎわいの家と中西与三郎で開催)」を除いては基本的に1000円~1500円のリーズナブルなお茶席を楽しんで頂くための会場となっています。

なお、奈良国立博物館の八窓庵は、大変美しい奈良を代表する茶室として有名な存在であり、珠光茶会はその茶室を見学できる貴重な機会となっています。

※これらの会場は、各年の実施状況により開催場所が変更、新設される可能性もあります。

申込方法

イベントに参加する際に気になるのは「申し込み方法」

茶席については、数種類の「お茶券」が発売されており、参加したい会場ごとに購入して頂く形となります。

こちらは基本的にはWEBサイトでの申し込みや電話による申し込みとなっています。

なお、申し込みにあたっては、実施会場に直接問い合わせても申し込みは出来ず、基本的にはなら100年会館経由(WEB・電話ダイヤル)での申し込みとなっていますので、お寺などに珠光茶会についての問い合わせを行う事はお控えください。

■申込先(一部の茶席を除く)

なら100年会館:0742-34-0111(受付時間:毎週火曜日・年末年始を除く9~17時)

nara100 Online Ticket
なら100年会館 WEBチケット販売 チケット購入サイトでは、チケットの申し込み・購入ができます。

申し込み期間は、ウェブ申込については2019年12月4日から1月27日まで、電話申し込みについては2019年12月4日から空席がある場合は会期中も申し込み可能となっています。

なお、参加者が定員を満たした場合は申し込みできませんので、お早目の申し込みをおすすめします。

なお、開催内容は各年ごとに異なる場合がありますので、各イベントの詳細・お茶券の種類・詳細な日程・申し込み方法については公式サイトも必ずご確認ください。

珠光茶会(じゅこうちゃかい) | 奈良大茶会 〜茶の湯の華開く 奈良の都〜
「奈良大茶会 第七回珠光茶会」(令和2年2月5日~2月9日)の公式サイトです。

特に、2020年の茶会については「日本酒茶会」のみ申し込み方法が異なりますのでご注意下さい。

当日の交通アクセスについて

珠光茶会の開催にあたっては、その規模が小さい事から基本的にその他の大規模な行事で行われるような交通規制や多数の臨時バスの運行などは行われません。「会場まで」のアクセスについては、通常通り公共交通機関をご利用下さい。

しかしながら、先述したように同じ日に離れた2か所でお茶席が行われる場合(大安寺と春日大社間など)は、運賃はそのお茶席の料金に含まれる形で「お茶席巡回バス」が運行されます。

こちらは参加者のみが利用できるバスとなっており、会場またJR・近鉄奈良駅(下車のみ)の間を30分間隔で運行する形となっています。

バスの運行されるお茶席に参加される方は、基本的にはこちらのバスを利用して「会場間の移動」を行って頂けるようになっているのです。

まとめ

「奈良の冬」の行事として定着した「珠光茶会」は、毎年2月10日前後の5日間実施される「茶会」です(2021年は新型コロナウイルスの影響に伴い茶会が中止)。茶会は奈良ゆかりの茶道の創始者ともされる「村田珠光」にちなむもので、流派としては裏千家・表千家・武者小路千家・遠州流・石州流・薮内流・宗徧流など様々な流派が参加します。

会場は春日大社・東大寺・元興寺といった奈良の有名社寺、また奈良で有名な茶室「八窓庵(奈良国立博物館)」等で開催されます。

茶会ということで「敷居」が高く感じられるかもしれませんが、この珠光茶会は茶道に詳しい人も、そうでない人も気軽に参加しやすいものとなっており、本格的な茶席に加え、料金が安い茶席も充実しています。

申し込みは基本的に「なら100年会館」への電話問い合わせ、またはWEB申し込みとなっており、実施される社寺や観光施設といった「会場」へ直接問い合わせても申し込みは出来ませんのでご注意下さい。