【イルミネーション】奈良の冬を彩るイベント「なら瑠璃絵」の内容・日程・会場などのまとめ

奈良公園内が瑠璃色の光で彩られる1週間

奈良観光の「オフシーズン」と言われる時期の真っ只中である「2月」。近年は年間を通して観光客が分散化する傾向が強まり、かつてほど閑散とした印象はなくなりましたが、それでも「正倉院展」シーズンなどと比較すれば圧倒的に「静かな奈良」を楽しめるシーズンとなっています。

一方で、そんな静かな2月を盛り上げようと、10年近く前から行われるようになったイベントと言えば、しあわせ回廊「なら瑠璃絵(るりえ)」。こちらは簡単に言えば「イルミネーション」を楽しむ光のイベントとなっており、夏に行われる大規模な「光のイベント」であるの「燈花会」と双璧を成す存在になりつつあります。

この記事では、そんななら瑠璃絵の概要について、イベントの詳細や各会場、また会場までの交通アクセスなどに分けてご案内して参ります。

しあわせ回廊「なら瑠璃絵」とは

LED電球で「瑠璃色」に照らします

さて、先ほどから述べているように「なら瑠璃絵」は、イルミネーションを楽しむ「光のイベント」として奈良ではよく知られた存在になっています。

しかし、光のイベントといっても全国津々浦々、季節に応じて様々な種類があり、この「なら瑠璃絵」は、「LED」電球で生み出した淡い「瑠璃色」の光を中心とするイルミネーションが特徴となっており、「人力」でほのかな火を灯し、オレンジ色の灯火が輝く夏の「なら燈花会」とは全く異なる雰囲気を味わうことが出来ます。光の雰囲気としてはちょうど「なら燈花会」と正反対の雰囲気であると思って頂ければよいかもしれません。

2月の奈良は寒く、時には雪がちらつくようなこともありますが、その冬の風情にぴったりの淡い瑠璃色のイルミネーションとなっていますので、2月に奈良観光に訪れるのであれば、ぜひ訪れておきたいイベントとなっているのです。

特別拝観・グルメ販売などもあります

なお、イルミネーションの実施に合わせる形で、「春日大社」・「東大寺大仏殿」・「興福寺」などでは通常立ち入ることが出来ない夜間時間帯に特別拝観できるほか、奈良国立博物館や東大寺ミュージアムも特別に夜間に観覧して頂けるようになっています。とりわけ春日大社では「光の夜神楽」として美しい「光」と伝統芸能のコラボレーションもお楽しみ頂けます。

このほかには、「なら瑠璃絵マーケット」のブースで寒い体を温めて頂ける郷土のグルメなどが販売されたり、オリジナルグッズが販売されたりもしていますので、イルミネーション以外にも様々な「楽しみ」があるイベントとなっているのです。

更には、最終日の2月14日になると「花火」の打ち上げも行われます。規模はそれほど大きくはありませんが、若草山焼きと同様貴重な「冬の花火」となっており、人気を呼ぶ存在になっています。

日程

なら瑠璃絵の日程については、毎年

2月8日~14日

という日程に固定されています。

曜日等に関係なくこの1週間になっていますので、最終日が土日祝日とは限りませんのでその点はご注意ください。なお、2月11日は曜日に関わらず建国記念の日(祝日)となっています。

また、開催(点灯)時間

18時~21時

の3時間となっています。

基本的に日程や時間については毎年の変更がありませんので、スケジュールは合わせやすくなっています。

なお、燈花会等と同様、荒天の際は中止となります。冬の場合気になるのは「雪」の場合ですが、かつては「積雪」が見られた際にも中止となったことがあるなど、「雪」が降ったからといって「一層美しいイルミネーション」がお楽しみいただけるとは限らないという点はあらかじめ留意して頂く必要があります。また、燈花会と同様「小雨は決行」となります。雨天・降雪時は状況次第ですので、少しでも降っていれば即中止とは限りません。

また、気温については基本的に5度を下回り、0度近くまで下がっている場合も多くなっています。18時の気温と21時の気温では5度近く違う場合もありますので、どちらにせよ「寒い」中とは言え、凍える寒さをなるべく避けたいのであれば、早い時間帯に訪れることをおすすめします。

会場について

奈良公園を中心として行われる「なら瑠璃絵」。その会場は、

・奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~

・東大寺

・春日大社

・興福寺

・奈良国立博物館

・浅茅ヶ原(奈良公園)

6会場が設けられています。

このうちいわゆる大規模な瑠璃色の「イルミネーション」が楽しめる空間、「冬七夕ロード」と呼ばれるゾーンや「なら瑠璃絵マーケット」などの飲食ブースがあるのは「奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~」会場となっています。こちらは東大寺・春日大社にも近い場所となっており、国立博物館一帯から東に5分ほど進んだ位置にあります。

また、そこから春日大社会場へ向かう順路においては「幻想の光」としてミスト映像による演出が行われたりするほか、国立博物館会場や興福寺会場などには「光のオブジェ」が設置されていたりするなど、全ての会場で美しい「光」の饗宴を楽しんで頂けるようになっています。(※演出方法などは開催年により変更される場合があります。ご紹介しているものはあくまでの例年の実績となります。)

なお、各会場には「順路」が設定されていますので、警備員などによる指示がある場合はその指示に従って移動するようにしてください。

リンク:なら瑠璃絵公式サイト

交通アクセス

「なら瑠璃絵」会場への交通アクセスは、基本的にバスか徒歩によるアクセスとなります。マイカーによるアクセスは、当日の混雑状況によりますが、駐車場の不足なども予想されますので、まったくおすすめ出来ません。

各会場へのアクセスとしては、まず「興福寺会場」は近鉄奈良駅から大変近いため、基本的に近鉄奈良駅から徒歩でアクセスして頂くのが便利です。当日は案内表示などが充実していますので、近鉄奈良駅の東改札から興福寺方面の表示に従って移動してください。

それ以外の会場は徒歩でもアクセスできますが、興福寺などを経由せずに直接東大寺、春日大社、奈良国立博物館、I・RA・KA会場などへ向かわれる場合はバスの利用が便利です。当日は通常のバス「市内循環・外回り」以外にも臨時バスなどが運行されることがあります。運賃は210円、各種IC乗車券類もご利用頂けますので、寒さを回避しながらお得に・スムーズにアクセスして頂くことが出来るでしょう。

バス乗り場JR奈良駅は「2番バス乗り場」・近鉄奈良駅「1番バス乗り場」となっています。なお、仮に乗り場が混雑していてもすぐに続行便がやってきますので、基本的に心配はありません。

まとめ

以上、奈良の冬を彩る行事「なら瑠璃絵」について簡単にまとめてきました。

燈花会などと比較するとまだイベントの規模は小さいかもしれませんが、10年近くに渡り実施される中ですっかり定着したイベントでもあるなら瑠璃絵。イルミネーションとグルメ、そして特別拝観の実施という様々な「楽しみ」があるイベントとなっており、拝観料などを除いては基本的に料金なども不要となっていますので、皆さんもぜひ足を運んでみてはいがかでしょうか。

なお、寒い時期の「夜」のイベントとなっており、奈良公園周辺は大阪や神戸と比べると3~4度ほど気温が低くなりますので、イベントに訪れる際には、十分な温かい服装をしてお越しください。