東大寺不動堂

【東大寺】護摩法要で知られる三月堂裏の「不動堂」ってどんなところ?歴史などを分かりやすくご紹介!

ごあんない

三月堂の裏手にある知られざる空間

東大寺不動堂は、東大寺境内のうち「三月堂(法華堂)」や「二月堂」などの大仏殿に次ぐ見どころが数多く密集するエリアである「上院」エリアの最東端、山林と隣り合わせの位置にあるお堂で、東大寺のお堂の中では二月堂などよりも更に高台にあり、最も標高が高い位置に建つお堂となっています。

「不動堂」の存在は観光案内などで大きく取り上げられている訳ではなく、地図の端に小さく掲載されている程度であるため、基本的には知名度は低くなっており、指図堂や四月堂などと同様、東大寺の「穴場」スポットと言える存在になっています。

護摩法要が実施されるお堂の近くには「滝行場」も

さて、そんな「穴場」スポットである不動堂は室町時代に建立されたものとなっており、その役割はその名の通り「不動明王」をお祀りするお堂となっています。また興福寺の不動堂などと同様、堂内では火を焚きあげながら行われるダイナミックな「護摩行(法要)」が行われるため、堂内に安置されている5体の不動明王像はやはりススで「真っ黒」になっており、数多くの護摩行を繰り返してきた独特の臨場感を感じることが出来ます。なお、護摩行は現在も行われており、毎月10日午前10時、18日午後1時、28日午前10時から不動堂で実施されています。

ちなみに、不動堂に隣接する御朱印授与所の裏手には「滝行」を行うような場所も設けられており、ここでは信者の方が修行に務められるということです。

御朱印を授与して頂けます

不動堂は、知名度も基本的に低く、立ち寄る観光客もちらほら見られる程度ですが、お堂に隣接する形で御朱印が頂ける授与所が設置されており、基本的に日中は有人となっているため、そこで御朱印を頂くことが出来ます。御朱印は300円で頂くことが出来ますので、護摩行が行われる荒々しい雰囲気を体感した後には是非「御朱印」も頂いてみてはいかがでしょうか。

東大寺不動堂のみどころ・風景

東大寺不動堂を正面から望む

「東大寺三月堂(法華堂)」と「手向山八幡宮」の間から伸びる坂道を少し登った高台にある東大寺不動堂。お堂の規模は比較的小さなものとなっていますが、室町時代のやや豪快な建築となっていることもあり、護摩法要が行われるお堂からはどこか強い存在感も感じられます。

護摩行が行われる不動堂は「不動明王」像を祀る

お堂の内部は断りなく自由に拝観できる訳ではありませんが、堂内は護摩行が行われる雰囲気そのままに、ススだらけの不動明王像がお祀りされています。

東大寺不動堂周辺のお地蔵さま

お堂の前には比較的新しいと思われるお地蔵さまもお祀りされています。

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」・「山村町」・「藤原台」・「鹿野園町」・「奈良佐保短期大学」・行き乗車、「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停下車、北東に徒歩15分、または「春日大社本殿」行き乗車、「東大寺大仏殿」バス停下車、北東に徒歩15分

・JR、近鉄奈良駅から「青山住宅」「州見台八丁目」行き乗車、「今小路」バス停下車、東に徒歩15分

ぐるっとバス(土日祝日・観光シーズンのみ運行)

・JR奈良駅、近鉄奈良駅から「ぐるっとバス奈良公園ルート」乗車、「手向山八幡宮・二月堂前」バス停下車、北に徒歩5分

近鉄奈良駅から東に徒歩25分

JR奈良駅から北東に徒歩35分

近隣スポット

飯道神社から南東にすぐ、東大寺二月堂から南東に徒歩2分、東大寺三月堂(法華堂)から東に徒歩2分、手向山八幡宮から北東に徒歩2分、東大寺法華堂経庫から北東に徒歩2分、東大寺四月堂(三昧堂)から東に2分

東大寺不動堂周辺地図