平城京天平祭ってどんなイベント?日程・内容・アクセス情報など | 奈良まちあるき風景紀行

平城京天平祭ってどんなイベント?日程・内容・アクセス情報など

観光お役立ち情報

奈良公園・東大寺界隈と並ぶ奈良観光の拠点的エリアである「平城宮跡」。平城宮跡では小規模なもの等をを含めると、年間を通して様々なイベントが開催されていますが、その中でもとりわけ大勢の人出を集めるイベントが、「平城京天平祭」。

かつては「平城京遷都祭」と言われたイベントは、次第にその内容、期間をグレードアップさせ、平城遷都1300年祭の期間を経て、現在はすっかりおなじみのイベントとして認知されるまでに成長しました。

このイベントは、奈良時代を模したものを含め、様々なパフォーマンスなどが楽しめることが特徴となっていますが、ここでは、そんな天平祭の内容や期間、アクセス情報などについてなるべくわかりやすく簡潔にご紹介していきたいと思います。

祭りは年3回開催されます(開催期間)

まず確認しておきたいのはお祭りの開催期間。平城京天平祭は、かつては年1回「春」のみに実施されていましたが、現在では年3回「春」「夏」「秋」にそれぞれ実施されるようになりました。

春の天平祭は、基本的にゴールデンウィーク期間に実施されます。かつては1週間に渡り実施されたこともありましたが、近年は連休後半に当たる5月3日~5月5日という日程で開催されることが多くなっています。

2019年(令和元年)は5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)の日程で実施されました。なお、2020年・2021年は新型コロナウイルスの影響に伴い中止となっています。

また、夏の天平祭は8月の後半に実施されることが通例です。

2020年は8月15日(土)~8月23日(日)の日程で実施されました。

秋の天平祭りは、10月末から11月上旬にかけての期間のうち、祝日である「文化の日」を挟む形で実施されることが多くなっています。

2020年は10月24日(土)~11月1日(日)の7日間の実施で、昨年の2日間から日程が長くなっています。但し、新型コロナウイルスの影響でステージ系のイベント等はなく、スタンプラリー・マルシェ・花の展示(天平花絵巻)等が実施されます。

基本的に時期は固定ですが、2019年には日程の大幅な変更があった他、大型連休などでも曜日の配列などにより期間が少しずれる可能性もあり、各年の開催日数等は変化が見られる場合がありますので、あらかじめその年ごとの日程をご確認の上足をお運び頂ければと思います。

平城京天平祭のイベント内容

次に、そのイベント内容について見ていきましょう。イベント内容といっても、奈良時代を模した行列やアイドルなどのステージイベントなど、その内容は本当に多岐にわたります。

その中では、「春」の天平祭りでは奈良時代のカラフルな衣装で着飾った隊列が練り歩く壮大な「天平行列」が実施されることが特色となっているほか、夏の天平祭は昼間が酷暑となるため、夕暮れに涼んで頂きながら祭りを楽しんで頂くために、「燈花会」やイルミネーション、プロジェクションマッピングなど「光」のイベントが中心となります(天平行列も実施されます)。

また秋には古代の行事が再現されたりするほか、神楽などの古代の歌や踊りなど、伝統文化を楽しんで頂くこともできるほか、奈良のグルメを楽しんで頂ける屋台などが数多く設けられることが特色となっています。

どの季節の天平祭も、奈良時代の雰囲気を味わって頂くというコンセプトに違いはないのですが、それぞれにイベント内容の特色がありますので、全ての天平祭に足を運んでも飽きることが無いようなイベントとなっているわけです。

もちろん、どの季節でも様々な音楽イベントが合わせて実施されるなど、会期中はにぎやかなパフォーマンスが次々に繰り広げられます(2020年については新型コロナウイルスの影響で内容や規模が変更される場合があります)。

祝古都奈良文化財 世界遺産登録20周年
世界遺産・古都奈良の文化財「平城宮跡」で行われる天平たなばた祭り(平城京天平祭)の公式サイト。奈良市の真ん中・平城宮跡で天平時代を体感できるイベントです。

各年・各お祭りごとのイベント内容については、平城京天平祭公式サイトも合わせてご参考にして下さい。

天平祭へのアクセス

さて、気がかりな点になりやすい「交通アクセス」の問題。

平城京天平祭の会場は、2018年に観光拠点として整備された「朱雀門ひろば」一帯で行われます。

最寄り駅は近鉄「大和西大寺駅」であり、駅南口からは朱雀門ひろば周辺まで徒歩20分程度でアクセスして頂くことも可能です。

バスについては、当日は会場に近い朱雀門ひろばのバスターミナルまで直通シャトルバスが例年運転されますが、2020年は新型コロナウイルスの影響に伴い運休となります。シャトルバスは基本的に「JR奈良駅西口」と「近鉄大和西大寺駅(南口)」から運転されます。

バスは無料・約15分間隔の運行ですので、利便性は高くなっています。

また、近鉄奈良駅からの場合は「ぐるっとバス(大宮通りルート)」のご利用が便利です。こちらは運賃100円・約15分間隔の運行となります。

なお、お車でのアクセスについてですが、基本的に会場には祭りの来場者を対象とする駐車スペースは用意されていません。仮に車で来ても、近隣の少し離れた有料駐車場を使うことになる場合がありますので、車の利用はおすすめしません。

平城宮跡へは、公共交通機関の利用、または徒歩・自転車等でアクセスするのがおすすめです。

まとめ

平城京天平祭は、春の大型連休後半・8月の下旬・10月下旬~11月上旬頃の年3回、それぞれ数日間実施される平城宮跡エリア最大のお祭り・イベントです。

お祭りの内容は各季節ごとに少し異なり、春は天平行列・夏はイルミネーションといった目玉となるイベントがあり、その他にも例年は各種イベント・グルメブース等が盛りだくさんで実施されます。なお、年によって内容が変わる可能性もある他、新型コロナウイルスの影響で内容が縮小される可能性があります。

会場は、平城宮跡「朱雀門ひろば」一帯です。アクセスについては、近鉄大和西大寺駅から徒歩圏である他、JR奈良駅及び近鉄大和西大寺駅からの無料シャトルバス(2020年は運休)、近鉄奈良駅からのぐるっとバス等がご利用頂けます。なお、駐車場が少ないためマイカーによるアクセスはおすすめしません。

平城京天平祭は近年では人気行事としてすっかり定着した存在ですが、どの世代の方が来ても・誰が来ても「それなりに楽しめる」ように工夫された各種イベント・みどころが用意されていますので、ファミリー・カップル・高齢のご夫婦・一人旅など、どんなシチュエーションの「おでかけ」にもぴったりのイベントとなっています。

なお、天平祭に訪れた際には、平城宮跡内第一次大極殿朱雀門をはじめとする平城宮跡のみどころも合わせて訪れることをおすすめします。