鏡池(奈良・東大寺)

【東大寺】水面に映る大仏殿が美しい「鏡池」ってどんなところ?【現代アート】

ごあんない

大仏殿の目の前にある比較的大きな池

「鏡池」は、奈良を象徴する観光スポットである巨大寺院「東大寺」の境内地の中心部といってもよい、大仏殿と隣接する最も観光客が多く行き交うエリアに位置する水辺です。池には奈良県の天然記念物として指定されている魚「ワタカ」が生息していることで知られています。

名前の由来は、池にある小島が柄の付いている「鏡」のような形状をしているように見えることに由来するとされており、その「鏡」のような島には弁財天を祀る「厳島神社」が建っています。

奈良を象徴する壮大な風景を味わえる!

この池の魅力は、正面から大仏殿を眺めることが出来る唯一の「水辺」として、大仏殿の手前にある立派な「中門」や周囲を取り囲む「回廊」の風景と合わせた壮大な風景を楽しんで頂ける所にあり、風の弱い晴れた日に池の水面に中門と大仏殿が美しく映る姿は時代を超えた奈良の「価値」をじっくりと感じさせてくれるような風景を生み出しています。また夜間には周辺がライトアップされ、大仏殿や中門、回廊が浮き上がって見えるような風景を楽しんで頂けます。

様々な行事で活用されることも

行事としては、毎年5月2日に実施される大仏殿等の整備に尽力した聖武天皇の法要である「聖武天皇祭」においては、鏡池の上に舞台が設置され、そこで舞楽が披露され、いつもとは違った池の風景を見せてくれます。この他にも、2016年に実施されたイベント「東アジア文化都市2016奈良市」では、現代アートを市内各所で展示する中で、そのシンボル的存在として、鏡池に木造の「船」が浮かべられ、天平時代から繰り広げられてきたシルクロード・中国などを経由した国際的なつながりが表現され、池の風景に一層の彩りが加えられました。

早朝の写真撮影は特におすすめ!

様々な魅力あふれる「鏡池」ですが、実際の所、多くの観光客は鏡池の西側の参道を通り、そのまま大仏殿の内部に流れていくことが多いため、意外にも「鏡池」の風景を眺める人はそれほど多くない状況となっています。しかしながらその風景は多くの写真愛好家を魅了しており、とりわけ朝日が大仏殿に当たり美しく輝く明け方の時間帯などに静かな環境でじっくりと写真撮影される方もいるなど、東大寺境内地を象徴する風景として広く知られた存在になっています。

東大寺鏡池のみどころ・風景

水面に大仏殿のシルエットが映る「鏡池」

北側にある「大仏池」ほどの規模はありませんが、周辺では比較的大きな水辺として存在する「鏡池」。大仏殿を包み込むように広がる水辺は、どの季節、どの時間帯に来てもそれぞれの環境に応じた美しさを見せてくれます(特に明け方の風景は幻想的な雰囲気が漂うのでおすすめです)。

鏡池の対岸から東大寺中門と大仏殿を望む

池の対岸からは、立派な回廊に囲まれた大仏殿の圧倒的な存在感をひしひしと感じて頂けます。大仏殿の風景を楽しむ際、全体像を見たいならば大仏殿に入場して見るのが最適ですが、中門や回廊をはじめとする周辺の風景を合わせて眺める場合、「鏡池」のほとりから見る風景を上回る存在はありません。

鏡池にある小島と「厳島神社」

名前の由来となった「鏡」のような形をしている小さな島は、池の真ん中に堂々と浮かんでおり、島には弁天様を祀る神社も設けられています。

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」「中循環外回り(近鉄奈良駅からのみ)」「山村町」「藤原台」「鹿野園町」「奈良佐保短期大学」行き乗車、「東大寺大仏殿・春日大社前」下車、北に徒歩6分、もしくは「春日大社本殿」行き乗車、「東大寺大仏殿」下車、北に徒歩5分

近隣スポット

東大寺大仏殿から南にすぐ、東大寺中門から南東にすぐ、五百立神社から東にすぐ、東大寺南大門から北に徒歩2分、東大寺鐘楼(奈良太郎)から南西に徒歩3分、

東大寺鏡池周辺地図