睡神社のお稲荷様

【睡神社】ねむり稲荷とも呼ばれる東大寺近くの不思議空間

概要

睡神社(ねむりじんじゃ)は、奈良公園内の美しい芝生が広がる「春日野園地」「浮雲園地」周辺の川沿いに位置し、東大寺南大門や大仏殿といった奈良最大の観光スポットにほど近い位置にある小さな神社です。

神社はその「ねむり(睡)」というユニークな名前が異彩を放つ存在で、またの名は「ねむり稲荷」と呼ばれています。その由緒、歴史等には不詳な点が多いですが、神社は比較的美しい状態に保たれ、鳥居の脇には極めて新しい「お稲荷様(狛狐)」が向かい合って設置されています。お稲荷様は一般に厳めしいお顔をしておられることが多いですが、ここのお稲荷様もその例にもれず、牙をむいたかなり厳しい表情をしておられます。

神社全体は鳥居、そして対になった、そしてその奥にもう一つの鳥居と比較的厳重に囲われた小さな本殿のみというシンプルなつくりとなっています。なお、本殿の西側には、こちらも柵で厳重に囲われた「お地蔵さま」がひそかに佇んでいらっしゃいます。

神社の境内地の囲いはないため、風景としては「公園の一部」ともなっている睡神社ですが、神社の境内はうっそうとした木々に覆われているため、常に薄暗く、手前で日差しに照らされて光り輝く「狐」たちの姿との対比がなんとも言えない風情を醸し出しています。お稲荷様はどこか不思議な雰囲気を漂わせる存在として一般的にも認知されていることが多いですが、ここもまた、東大寺周辺のにぎわいの中で、ここだけが何か別の時間が流れているような、そんな神秘的な空間となっています。

睡神社(ねむりじんじゃ)の風景

睡神社(ねむり稲荷)の鳥居

奈良公園の「お稲荷様」(睡神社)

睡神社本殿

睡神社のお地蔵さま

アクセス

JR、近鉄奈良駅から奈良交通バス「市内循環外回り」・「中循環外回り(近鉄奈良駅からのみ)」・「山村町」・「藤原台」・「鹿野園町」・「奈良佐保短期大学」行き乗車、「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停下車、北西に徒歩4分、もしくは「春日大社本殿」行き乗車、「東大寺大仏殿」バス停下車、北に徒歩3分

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