野神神社(奈良・西大寺)

【野神神社】西大寺近くの「石仏」と「桜」が美しい小さな神社

概要

野神神社は、近鉄大和西大寺駅からは徒歩圏の位置にあり、「西大寺」の本堂などがある境内地と、西大寺の「叡尊五輪塔」がある「休性院」の境内地との間に挟まれるような町並みの一角に位置する小さな神社です。

神社の燈籠には元禄15年(1702年)に奉造されたことが記されているように、神社は古くから地元の住民により大切に守られて来ましたが、その名の通り周辺の神社の多くを合祀することになった近隣にある「十五社神社」に、この野神神社も一度合祀されることが決定し、実際に手続きも行われたとも言われています。しかし、結局は現在も「野神神社」として地元の方々により祀られ続けており、一度合祀された後も存続しているという少しユニークな歴史を有しています。なお、祭神については「別雷神(わけいかずちのかみ)」がお祀りされています。

神社は小ぶりなもので、小さな「公園」のような境内地には複数の桜の木が生えており、春先には満開の桜に包まれるほか、地域の拠点として集会所(野神堂)として使われる建物も併設されています。また、神社には小さな拝殿と本殿があるほかに、それらの横には神社でありながらも「石仏(十一面観音立像)」が安置されています。

知名度は決して高くはない野神神社ですが、西大寺拝観の折に、周辺にひっそりと佇む複数の神社である「十五社神社」「八幡神社」「石落神社」等と合わせ、野神神社にも立ち寄ってみれば、「西大寺」というお寺の雰囲気を間接的に一層理解できるかもしれません。

野神神社の風景

野神神社の境内地(奈良)

西大寺の境内地からそう遠くない位置に、町並みに調和する形でひっそりと佇む「野神神社」。一度合祀された記録が残る「十五社神社」等と比較すると、野神神社はかなり古めかしい雰囲気を漂わせています。

野神神社の本殿

拝殿の奥には、小さくも立派な本殿がしっかりと建っています。なお、写真から判断する限り、本殿の建物は大きな石の上に乗せられているような形になっています。

野神神社の「石仏」

本殿の南側のお堂には小さな十一面観音立像も安置されているほか、その横には小さな五輪塔のような石造物も設置されています。

アクセス

近鉄大和西大寺駅から西に徒歩6分

※近鉄大和西大寺駅「南口」を下車し、交番を過ぎてすぐの位置にある「西大寺」の境内地の北側に隣接する道を道なりに西に進んでいくと、途中の酒屋などがある十字路に面する形で野神神社の境内が広がっています。

近隣スポット:八幡神社から北に徒歩3分、西大寺奥の院(叡尊五輪塔)から南東に徒歩4分、西大寺石落神社から西に徒歩6分、十五社神社から南西に徒歩6分、西大寺(四王堂)から西に徒歩7分、西大寺(本堂)から西に徒歩8分

周辺地図