【冬のイベント】奈良・大立山まつり(ちとせ祝ぐ寿ぐまつり)とは?開催場所・日程・内容などを解説

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冬の奈良。それは観光客が少なくなるシーズンとは言われますが、一方で古くから若草山の山焼きといったイベントも行われ、決して常に閑散としているわけではありません。

こちらでは、そんな冬のイベントとして近年になってから登場した、1月下旬に開催される「大立山まつり(ちとせ祝ぐ寿ぐまつり)」について、その主な内容や日程等をご案内していきます。

2015年に突如始まった県主導のイベントです

大立山まつり((ちとせ祝ぐ寿ぐまつり))は、2015年に突然「閑散期」対策のイベントとして登場したものです。

このまつりは、とてもざっくりと言ってしまえば、当初の目的は、真冬の平城宮跡を、四天王である「広目天」・「多聞天」・「持国天」・「増長天」をかたどった「大立山」が練り歩く、ざっくりと言えば「ねぶた祭」のようなイベントとして開始されました。

もちろん、ある年何の前触れもなく突如登場し、オフシーズンに観光客を呼び込む対策の一環で行われるという名目であるからには、昔からあったイベントを復活したわけでもなければ、特別な由緒が存在するわけではありません。

悪く言えば、これは、奈良県が主体となってやっている巨大な「官製イベント」として開始されたのです。だからこそ、一部の「市民」の方は税金の使い方について相当辛辣な批判を加えるなど、必ずしも評判がよいとは限りませんでした。

しかし、仮に由緒に乏しい官製イベントであったとしても、「おまつり」としてやっているからには、次第にイベント内容も変化してきました。現在では「大立山(ねぶたのようなもの)」はイベントのメインではなくなり、県内の様々な伝統芸能やグルメが大集合するというごく普通の「冬のおまつり」に変化しており、十分に楽しむことができるおまつりになっています。

また、お祭りの名称についても「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐ(ほぐほぐ)まつり」という副名称が追加されるようになっています。

大立山まつりの日程・内容

まず、大立山まつりの日程です。

日程は年度により替わりますが、基本的には

1月第4土曜日に実施される「若草山山焼き」と同じ日を含む数日間となります。


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2020年(令和2年)は1月25日(土)・1月26日(日)の2日間になっています。近年開催期間が縮小されている傾向にあります。

まつりの実施時間は、

25日が11時~19時・26日が11時~18時となっています。

入場は無料です。

さて、祭りの内容は、

・奈良県内各地の伝統芸能の披露
・奈良県内各地の冬におすすめのグルメを提供
・ねぶたのような「大立山」が展示
・その他講話などの学習、体験型イベント

このような内容が2020年現在はメインとなっています。各地の伝統芸能・グルメを楽しめるという、ある意味では奈良市のみならず中南部を含む県内各地の「ミニ博覧会」のようなイベントとなっており、運営主体が奈良県であることを裏付けるような形とも言えます。

グルメについては、比較的リーズナブルな価格で提供され、複数のブースを巡りながら食べ歩く事が可能で、ジビエ等も味わえる魅力的なコーナーとなっています。

リンク:大立山祭りの公式サイト

なお、グルメと伝統芸能以外の内容は、毎年大きく変わりますので、イベント内容については最新の情報をご確認頂くこともおすすめします。また、受付が必要なイベントもありますので、その点はご留意下さい。

まつりの注意点

さて、以上のように大立山まつりの日程、内容をご紹介して参りました。

要するに、特に歴史的由来・ルーツはないイベントとは言え、行ってみればそれなりに面白そう・楽しめそうなイベントである。ということがなんとなくお分かりいただけたかと思います。

但し、まつりは真冬の「野外」で行われるため、注意点もあります。

まずは、当然ながら「寒さ」の問題です。特にまつりにとってはベストコンディションであるはずの、「すっきりと晴れた夜」などの場合、まつりが始まる時点から既に気温が0度以下、氷点下になっている場合があります。

まつり・観光には大阪や神戸方面から起こしの方も多いですが、大阪などと比較すると気温は5度ほど低いです。「あったかもんグルメ」に辿り付くまでに、凍える思いをする方も大勢いるかもしれませんので、厳重な防寒対策の上お越しいただくことをおすすめします。

また、もう一つは「雨天」の場合です。雨天の場合、イベントが中止となる場合もありますが、過去の実績としては雨天でも野外イベントが行われたこともあり、必ずしも全て中止になるとは限りません。

しかし、平城宮跡で冬に「雨」に降られるというのは、ほとんど修行に近い状況となってしまいます。イベントが仮に行われることが決まったとしても、「雨天」の場合は、よほど意欲的でない限り、訪問されることをおすすめしません。

とにかく、大立山まつりにお越しの場合は、天候や気温についてある程度把握してから訪問されることをおすすめするというわけです。


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会場と交通アクセス

さて、まつりの会場ですが、これまでは平城宮跡「大極殿」前に広がる巨大広場周辺が会場であったのですが、2019年の大立山まつりからは変更となっています。

現在は、2018年にオープンした平城宮跡の拠点ゾーン朱雀門ひろばが会場となっています。

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グルメイベントなどは、朱雀門ひろばの中央部を通る「朱雀大路」沿いに多数のテントが設けられ、食べ物の提供が行われます。基本的に、会場に一度到着してしまえば、それほどの「移動」を強いられることはありませんので、コンパクトなお祭りであると言えるでしょう。

会場までのアクセス手段としてはJR奈良駅西口・大和西大寺駅南口からの無料シャトルバスが祭りの時間帯に運行されます。

運転は約15~20分おきで、バスは会場のすぐそばにあるバスターミナルから発着しています。また、土日祝日に運行される「ぐるっとバス」も発着しており、奈良公園方面からもスムーズにアクセスして頂くことが可能です。

ちなみに、「駐車場」に関しては、平城宮跡内の駐車可能台数が特に夕方以降非常に少なくなっているほか、山焼きの日などは周辺道路が混雑する場合もありますので、基本的にはクルマの利用はおすすめできません。


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まとめ

奈良・平城宮跡で開催される「大立山まつり」は、2015年から開始された奈良県が主導する冬の観光イベントです。

大立山まつりは、若草山山焼きの当日(1月第4土曜)を含む数日間の日程で実施される傾向が基本で、近年は日程が縮小され、土日の開催となっています。

イベント内容は、奈良県内各地のグルメの提供や、各地の伝統芸能の披露がメインであり、この他僧侶による講話等の学習・体験イベント、またねぶたのようなものである「大立山」の展示等も行われます。

当日はJR奈良駅西口・大和西大寺駅南口からの無料シャトルバスが祭りの時間帯に運行されます。駐車場は少ない為、公共交通機関をご利用下さい。

平城宮跡は冬の夜間は0度前後まで冷え込むことも少なくありませんので、防寒対策をしっかりした上で訪問される事をおすすめします。

大立山まつりは当初は由緒のない「ねぶたのようなもの」が練り歩く「官製イベント」と揶揄される事もありましたが、現在のイベント内容は「奈良県内各地の魅力」を味わう内容になっており、十分にお楽しみ頂ける内容です。ぜひ冬の奈良を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。