旧鍋屋交番きたまち案内所周辺の町並み

【きたまち】近代の香りもたっぷり「旧鍋屋交番きたまち案内所周辺の町並み」を写真でご紹介!

ごあんない

・奈良「きたまち」エリアは、近鉄奈良駅北側一帯に広がる生活感あふれる町並みエリアとして、近年は奈良駅南側に広がる有名な「奈良町」エリアに次ぐ形で近年クローズアップされています。

・小さなお店や飾らない町並み、また奈良町エリアと比較すると比較的近現代の歴史に関わるスポットが多いなど、奈良の新しい魅力として定着した「きたまち」エリアですが、その観光拠点としては転害門に隣接する観光案内所のほか、比較的近鉄奈良駅に近い奈良女子大学に向かい合う町並みの一角にも旧鍋屋交番きたまち案内所(奈良市きたまち鍋屋観光案内所)が設けられています。

・この施設はかつて「旧奈良警察署鍋屋連絡所」として使用されていたもので、建築は明治41年に建造された際の様式を残した貴重な近代建築として知られた存在であり、周辺には奈良女子大学記念館(公開時期は限定されています)も立地するなど、奈良にも吹いた「近代の風」を気軽に感じることができる空間になっています。

・一方では、近代建築の真横には非常に古めかしい「寺川道具店」の建築が現存しており、この古道具店には二階に窓がない特徴があることから、その建造時期をかつて周辺に広大な敷地を有した「奈良奉行所」が存在した江戸時代にまで遡るものと考えられ(奉行所内が覗き込めないようにするため)、奈良市内でも有数の古建築であると考えられています。

・また、その他にも町家建築が周辺には多く立地し、道具店の隣には初宮神社と呼ばれる春日大社の末社の境内が広がるなど、案内所周辺には様々な時代の雰囲気を一目で感じて頂ける、たいへん贅沢な町並みが広がっています。

・なお、きたまちエリアは有名な観光地になってきているとは言え、「奈良町エリア」と比較すると現在も観光客が多いとは言えない地域となっています。しかしながら奈良の魅力の奥深さを感じるには大変すぐれたエリアであり、駅からもそう遠くありませんので、あてのない散策にも、歴史散策にももってこいの空間として大変おすすめ出来るエリアとなっています。

旧鍋屋交番きたまち案内所周辺の風景

古道具屋と旧鍋屋交番(きたまち)

きたまちエリアを象徴する風景の一つと言える、かつての「鍋屋交番」と「寺川商店(古道具店)」の並び。奈良市内は決して古い建物の保存がしっかりと進んでいるという訳ではありませんが、この町並みに関しては、かつての「面影」ではなくかつての佇まいそのままの風景を残しています。

初宮神社周辺(奈良きたまち)

古道具屋さんの横にはひときわ目立つ鳥居を持つ「初宮神社」も立地しています。近世、近代の建築、そして神社建築と言ったバラエティ豊かな風景を味わって頂けるのは、「ならまち」エリアとはまた異なった「きたまち」エリア独特の魅力となっています。

アクセス

近鉄奈良駅から北東に徒歩7分

JR奈良駅から北東に徒歩20分

近隣スポット:奈良女子大学記念館(旧本館)から南西に徒歩2分、聖武天皇陵・光明皇后陵(入り口)から南に徒歩6分、奈良県庁から北西に徒歩7分、称名寺から東に徒歩7分、祇園社八坂神社から西に徒歩8分、転害門から南西に徒歩11分

旧鍋屋交番きたまち案内所周辺地図