帯解(帯解寺周辺)の町並み

【帯解寺周辺の町並み】「上街道」沿いの宿場の名残が感じられる風景が広がる

ごあんない

奈良市南部、JR桜井線帯解駅・上街道沿いに広がる「帯解」エリア(今市町・柴屋町)街道沿いの雰囲気、また古い農村の雰囲気も併せ持ち、現在も歴史的な町並みを色濃く残すエリアとなっています。

この「帯解」の名の由来は、町並みの一角に位置する「帯解寺」に由来するものとなっており、文徳天皇の染殿皇后(藤原明子)が当地(地蔵菩薩)で安産祈願をした後、めでたく惟仁親王(清和天皇)が生まれたことから、文徳天皇の勅願により天安2年(858年)に伽藍が建立され勅命により「帯解」寺とされたと言われています。

現在の帯解エリアは「帯解寺」や「上街道」を巡る観光客が頻繁に訪れる観光地の一つとなっており、帯解寺以外にも龍像寺や円満寺・八坂神社・春日神社などの寺社が立地する歴史ある町並みの周辺には、「広大寺池」などの自然や田園風景も広がっており、奈良市中心部とはまた異なった、「中南和エリア」にも通ずる雰囲気を持つ落ち着いた地域となっています。

町並みは実に歴史あるもので、上街道と大和高原方面へと東に延びる「五ヶ谷道」の分岐点でもあった帯解エリアは宿場としても栄えたとされ、現在も上街道と五ヶ谷街道の交差点(帯解駅北西側)付近はそのような旅情を感じさせる町並みを残しています。また町並みの中には所々に入り組んだ小道・路地も伸びており、街道沿いから町並みの内側に入ってみると、古い農村の雰囲気を感じさせる家並みや農機具を置く納屋・蔵などが点在しており、散策しているだけでも楽しめる空間となっています。

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帯解(帯解寺周辺)の風景

上街道「帯解」の町並み

帯解エリアは、「上街道」沿いに広がる町並みを中心とした地域となっており、現在はかつてのにぎわいは残されていませんが、どこか「街道」らしい風情を残す建物・商店が街道沿いを中心に残されています。

帯解エリアの「農家」建築

街道沿いのまちという側面を持つ帯解エリアですが、一歩裏道に入れば、その風景は「農村」集落の風景に切り替わり、重厚な農家建築や農機具や薪を収納する小屋などがあちこちに見られます。

帯解駅周辺の路地

奈良市内の集落でも細い「路地」が特に多い帯解エリアは、方向感覚がわからなくなりそうな入り組んだ町並みが展開されおり、少しディープな散策を楽しむにはぴったりのエリアとなっています。

上街道と五ヶ谷道方面の分岐点

帯解エリアの中心部とも言える、上街道と大和高原方面へ向かう「五ヶ谷道」方面への道が分岐する十字路。かつては宿場町としてにぎわった町並みは、現在は「帯解寺」の行事開催時等を除いては、年間を通してひっそりとしています。

アクセス

JR帯解駅下車、周辺一帯

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「天理駅」「下山「窪之庄」行き乗車、「下山」下車、西に徒歩5分、周辺一帯

・JR、近鉄奈良駅から「白土町」「シャープ前」行き乗車、「上三橋」下車、東に徒歩8分、周辺一帯

近隣スポット(帯解駅から):上街道まで北西・南西に徒歩2分、帯解寺まで北に徒歩3分、龍象寺まで南東に徒歩3分、広大寺池まで南西に徒歩8分、円満寺・八坂神社まで南東に徒歩8分

周辺地図