穴場観光スポット

【奈良・西大寺】奈良市街地を一望する穴場「鷹塚山地蔵尊」ってどんなところ?難しいアクセスなどを徹底解説

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鷹塚山地蔵尊

ごあんない

郊外の住宅街の中に隠れるように佇む地蔵尊

鷹塚山地蔵尊は、近鉄大和西大寺駅と菖蒲池駅の中間点付近に位置し、奈良市郊外の丘陵地の高台にひっそりと佇む地蔵尊です。

地蔵尊の西側の住宅地内には、地蔵尊を表す小さな道標とそこから伸びる非常に細い道があり、その道とは思えないほど狭く、一般の住宅の合間をすり抜けるような小道を東にしばらく進むと、突如開かれた眺望が広がり、小さな森には「高塚権現」の祠と、その横には穏やかに納衣の模様が美しい、立派なお地蔵さまが祀られています。

小さな地蔵尊は市内有数の眺望スポット

眺望は、「ならファミリー屋上」のように平城宮跡エリアを一望することはその「ならファミリー」の影に隠れてしまうため出来ませんが、山焼きが行われる若草山、また春日山、大文字焼きで有名な高円山といった奈良公園一帯の山々と、東大寺大仏殿・二月堂・南大門、興福寺五重塔など、奈良の主要な観光スポットを一望することが可能です。

この地蔵尊は、その昔、奈良時代には現在はビル群に隠れている平城宮エリアも一望できたと考えられ、また山のような地形を成し、古文書にも特殊な場所であることを連想させる記述が残り、その上「高塚」という地名が「高野陵」という呼び方と通じるものがあることなどから、この場所が称徳天皇の「高野陵」であった可能性も指摘されています。

奈良市郊外では数少ない広々とした眺望スポットですが、アクセスが分かりにくい上、地元の人々以外にはほとんど知られていない穴場スポットであるため、ひっそりとした、静かな雰囲気の中で奈良の風景をじっくり眺めて頂くことが可能です。

鷹塚山地蔵尊の風景

鷹塚山地蔵尊から奈良市街地・若草山方面を望む

鷹塚山地蔵尊は、近鉄大和西大寺駅付近のビル群より高い位置にありますので、平城宮跡は見えないとは言え、東大寺・若草山方面への眺めの良さは抜群となっています。

鷹塚山地蔵尊から大和青垣を望む

南側への眺望も良く、鷹塚山地蔵尊からは大神神社の神体である「三輪山」や万葉集で有名な「香久山」等も良く見えます。また眺めの良い日には大峰の山々も眺めることが可能です。

鷹塚山地蔵尊の「地蔵菩薩」

お地蔵さまは眺望をご覧になるかの如く、東を向く形で祀られており、保存状態も良好となっています。

奈良市内から比叡山・比良山を望む

マニアックな風景としては、京都の「比叡山」や、大津市の「比良山地」も良く見え、冬には豪雪地帯である比良山が雪を一面に纏った姿が見えることもしばしばです。

アクセス

各駅からのアクセス

近鉄菖蒲池駅から南東に徒歩12分

近鉄大和西大寺駅から西に徒歩20分

奈良交通バス

・近鉄学園前駅から「あやめ池循環」乗車、「三輪神社前」バス停下車、北に徒歩10分

近隣スポット

蛙股池・菖蒲池神社から東に徒歩12分、菖蒲池(菖蒲上池)から南東に徒歩15分、西大寺から西に徒歩18分、八幡神社から北西に徒歩15分

※地蔵尊へ入る道は、民家の脇の非常に細い道となっています。また入り口は道標があるとは言え、住宅密集地の中で見つけることが難しい状況です。訪問される場合は、事前に地図等で駅からのルートをよくご確認されることをおすすめします。

鷹塚山地蔵尊周辺地図

地蔵尊入口付近拡大地図

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