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【花見】奈良市最大の桜の名所「佐保川の桜並木」ってどんなところ?みどころ・アクセスなど

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佐保川の桜並木(大宮橋)

ごあんない

奈良公園の桜を上回る規模の圧倒的な桜並木

奈良市を代表する河川であり、万葉集などの歌枕としても有名な佐保川一帯には、奈良市内中央部を南北に貫く形で約5キロに渡り、途切れることのない壮大な桜並木が広がっています。佐保川の桜は、奈良市内の桜の名所としては他の追随を許さない最大の規模を誇り、県内でも有数の桜の名所として知られ、桜のシーズンには大勢の花見客が集まり、5キロに渡る並木道は人が絶えることがありません。

桜は江戸時代の名奉行ゆかり

この桜並木は、全体の歴史については未詳の点も多いですが、江戸時代末期、奈良の名奉行として現在でも尊敬を集める「川路聖謨(かわじとしあきら)」が山林の整備や東大寺周辺の植樹など、景観整備を行う一環で植えさせたものに端を発すると言われています。現在でも、桜並木の北端に近いJR関西本線の踏切を渡った周辺には、川路時代に植えられたとされる樹齢160年を超える立派なソメイヨシノ「川路桜」が数本残り、地元の方の尽力により保全・管理が行われています。

全行程は5キロ。駅周辺の散策がおすすめです

桜並木は、5キロの全行程を歩くのも見ごたえがありますが、桜並木の南側に行くほど交通アクセスは不便になってまいります。そのため新大宮駅周辺、また近鉄奈良駅からも近い川路桜周辺を巡る人が最も多くなっており、毎年シーズンには川路桜周辺で「桜祭り」も行われ、桜のライトアップや灯篭流しなどが行われるため、一段と賑わいを見せることになります。また、そこからやや南に下った三笠中学校周辺も、川べりに広いオープンスペースがあるために、食べ物を広げて歓談する花見客で特に賑わっています。

なお、桜のみならず、秋の紅葉も美しい風景を生み出しており、11月上旬ごろからは佐保川一帯は赤色に染め上がることでも知られています。

佐保川の桜並木の風景

佐保川小学校周辺の桜並木

佐保川の桜並木はどのエリアでも大変美しいですが、川が東を向いて流れる新大宮駅北側から桜並木東端の「大仏鉄道記念公園」付近までは、所々で「若草山方面を望む風景」と合わせて桜を楽しむことが出来ます。

佐保川「桜祭り」会場周辺

新大宮駅北側の「大宮橋」から大仏鉄道記念公園近くのエリアでは、ライトアップや灯篭流しなど、複数の「桜まつり」イベントも開催され、昼間のみならず夜間も賑わいを見せます。

川路桜周辺(佐保川)

江戸時代にさかのぼる歴史を持つ「川路桜」は、支柱に支えられながら現在も素晴らしい花を咲かせています。

佐保川の桜並木(東端付近)

桜並木の東端部、大仏鉄道記念公園の近く(奈良県立大学周辺)にやって来ると、ソメイヨシノ以外の種類の桜も複数咲いており、様々な色合いを楽しむこともできます。

三笠中学校周辺の桜並木

新大宮駅や川路桜周辺よりも川の幅が広い「三笠中学校」より南のエリアは、真っすぐとした流れになっているため、まさに「桜並木」らしい壮大な風景が広がっています。

佐保川の桜並木(下流側)

下流側に来ると北側ほどの人混みはなくなり、周辺も工場などが多くなりますが、大和郡山市との境界部に位置する桜並木の最南端に至るまで一定の散策客がおり、川べりに座り込んでくつろぐ人の姿も見られます。

アクセス

各駅からのアクセス

近鉄奈良駅から北西に徒歩15分(桜並木の東端・大仏鉄道記念公園

近鉄新大宮駅から北に徒歩5分、または西に徒歩8分、周辺一帯(桜並木の北側エリア)

奈良交通バス

・近鉄、JR奈良駅から「六条山」「学園前駅(南)※尼ヶ辻駅経由」「法隆寺前」「近鉄郡山駅」行き乗車、「三笠中学校」下車、東に徒歩3分、周辺一帯(桜並木の中央部エリア)

・近鉄、JR奈良駅から「恋の窪町」行き乗車、「大安寺西二丁目」下車すぐ、周辺一帯(桜並木の南側エリア)

・近鉄、JR奈良駅から「イオンモール大和郡山」「杏南町」行き乗車、「杏南町」下車、北西に徒歩12分(桜並木の南端)

※自家用車によるアクセスは周辺駐車場が少なく確保が難しいこともあり、お勧めできません。

桜並木のルートマップ