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【奈良公園】広々とした鹿たちの楽園「飛火野」ってどんなところ?四季の風景を写真でご紹介!

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飛火野(奈良公園)

ごあんない

奈良公園内最大の「芝生広場」は春日大社創建神話ゆかり

飛火野(とびひの・とぶひの)は、奈良公園内最大の名勝とも言える、春日大社の西側に位置する広大な芝生が広がる空間です。いにしえの時代から現在のような美しい芝生が広がっていた飛火野は、奈良時代・平安時代の貴族たちの和歌などにも頻繁に登場し、昔も今も奈良を愛する人々の憧れとくつろぎの場所となっています。

なお、古くは春日野とも呼ばれた飛火野ですが、その「飛火」の名は、春日大社を創設する際に招かれた鹿島の神のために随伴する八代尊が口から火を噴いて明かりを灯し、その火が消えずに飛び回った伝説に由来するとも言われています。

市街地の真横とは思えない圧倒的な「自然」

春日大社の創建神話に由来する「飛火野」ですが、その広々とした芝生広場からは、若草山・春日山(御蓋山)・高円山といった奈良公園に面する山々が一望でき、人工物がほとんど視界に入らない自然あふれる風景が広がります。県庁やターミナル駅からわずか1キロ程度の場所で、ここまでの圧倒的な自然を味わうことが出来るスポットは、全国的にもこの飛火野がほぼ唯一の存在になっています。

また、飛火野は季節ごとの風景が実に美しく、春には疲れた目を癒す新緑を、また夏には青々とした盛夏の木々を、秋にはナンキンハゼや遠くの高円山などの紅葉を、また冬には雪をかぶった山々、霜で覆われた芝生などといった季節ごとの色合いの変化を、行き交う鹿たちとともに一つ一つ気軽に味わうことが出来るのも飛火野の魅力となっています。

イベント・写真撮影時以外はのびのびと過ごせます

なお、奈良公園きっての観光名所という事で、近年は結婚式の記念写真の撮影が頻繁に行われたり、野外コンサート等が当地で開催されることもありますが、土日祝日・観光シーズン以外の時期は、イベントが行われない限り人が少ないことも多く、静かに広々とした空間を楽しんで頂くことも可能です。ちなみに1月下旬には春日大社が行う「大とんど」の行事も行われ、飛火野の一部には炉が設置され、巨大な火柱が上がるほか、8月15日の大文字送り火では麓から眺める会場となり、このほかには「鹿寄せ」も頻繁に行われるなど奈良の年中行事との関わりの深い場所にもなっています。

飛火野の風景

飛火野の鹿と高円山

飛火野(奈良公園)

飛火野と言えば、いつでも「鹿」の群れを見ることができるスポットとして有名であり、若草山並みに広がる立派な「芝生」の野原を大勢の鹿が闊歩しています。

飛火野から若草山を望む

飛火野は季節ごとの色彩の変化が最もダイナミックに感じられる場所でもあり、紅葉の時期でも冬枯れの時期でも、その時期に応じた美しさを体感して頂けます。なお、どの季節でもあてはまることですが、「雨の翌朝」に霧や水蒸気に包まれる様子も美しくなっています。しかしながら、自然のままに開放されている以上、「ぬかるみ」が非常に多くなっていますのでその点十分ご注意ください。

早朝の飛火野

また、飛火野は特に「早朝」の風景が美しく、朝日にしっかりと照らされる芝生の輝きや、霜がキラキラときらめく姿などは写真愛好家を虜にしています。一方で、そのために早朝であっても少ないながらも人の姿が見られる場合も多くなっており、完全に「飛火野」を独り占めできるような時間帯はほとんどない状況ともなっています。

雪の飛火野に戯れる鹿と高円山

雪の飛火野から春日山を望む

滅多に見ることは出来ませんが、飛火野の雪景色は文句の付けどころのない風景を見せてくれます。しかしながら、写真のような規模の積雪は10年に1・2回あるかないかですので、「雪見」に合わせて観光に来るようなことは非常に至難となっています。

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」・「山村町」・「藤原台」・「鹿野園町」行き乗車、「春日大社表参道」バス停下車すぐ

近鉄奈良駅から東に徒歩20分

JR奈良駅から東に徒歩30分

近隣スポット

一帯は奈良公園エリア、浅芽ヶ原・片岡梅林から東にすぐ、浮見堂から北東に徒歩5分、奈良国立博物館から南東に徒歩5分、春日大社本殿から西に徒歩10分、東大寺大仏殿から南に徒歩10分

飛火野周辺地図

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