穴場観光スポット

【奈良・佐保路】藤原不比等ゆかりとも言われる「狭岡神社」ってどんなところ?境内を写真で紹介!

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狭岡神社

ごあんない

奈良時代初頭に藤原不比等の邸宅に設けられた社とも

狭岡神社(さおかじんじゃ)は、奈良市街地の北部、佐保・法蓮エリアに位置し、奈良高校の隣に位置する神社です。境内は、深い鎮守の森の中にあり、地元の人々により整備された美しい環境を保っています。

佐保丘天神、狭穂岡天神、狭岡天神等とも呼ばれる狭岡神社の由緒は、霊亀2年(715年)に、国家鎮護及び藤原氏の繁栄を願い、藤原不比等(淡海公)が自宅である「佐保殿」に創祀したことにさかのぼるとされています。また、菅原道真を祀るとも言われており、「菅原天神の隠居」との表現もなされます。

境内の美しさに表れているように、佐保エリアの身近な氏神として、狭岡神社は現在でも地元の人々の深い信仰を集めています。祭神は若山咋之神・若年之神・若沙那売神・弥豆麻岐之神・夏高津日之神・秋比売之神・久久年之神・久久紀若室綱根之神など、五穀豊穣を願う神々が目立ちます。

境内には古事記の舞台や万葉歌碑も

境内には古事記に由来する「狭穂姫」をめぐる悲恋物語の舞台とされる「鏡池」が存在します。また、笠郎女の万葉歌「君に恋ひいたもすべなみ奈良山の 小松が下に立ち嘆くかも」が記された歌碑も設置されています。

狭岡神社は大きな観光スポットとして取り扱われているような神社ではありませんが、時折地元の人々が熱心に参詣する姿が見られ、奈良時代からの歴史と、「飾らない奈良の日常」を感じさせる心地良い空間となっています。

狭岡神社の風景

狭岡神社の鳥居

狭岡神社の扁額

「教育大附属中学校」バス停付近から北に真っすぐ伸びる道をしばらく歩くと、道が2つに分岐する地点に狭岡神社の鳥居と大きな鎮守の森が見えてきます。神社は案内板や石標も設置されているなど、歴史散策スポットとしては一部で知られた存在となっています。

狭穂姫伝承の鏡池

狭穂姫伝承地の石碑

鳥居を抜けて比較的すぐの参道沿いにあるのが「狭穂姫伝承の鏡池」となっています。池は水をたたえており、伝説に由来する地でありそうな雰囲気を伝えています。またそのそばには狭穂姫伝承地の石碑も設けられています。

狭岡神社の石段

狭岡神社の歌碑(笠郎女)

うっそうとした鎮守の森の中には細い石段が伸びており、途中には笠郎女の万葉歌碑が設けられています。

狭岡神社の社殿

狭岡神社の鳥居

比較的長い参道を歩き、途中で左に曲がる長い石段を上りきるとようやく拝殿・本殿が見えてきます。森に覆われているため、昼間でも決して明るい空間とは言えませんが、拝殿及び本殿は美しく管理されており、祭事の有無を問わず、時折地域の方々が参拝する姿も見られます。

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

・近鉄、JR奈良駅から「西大寺駅」「航空自衛隊」行き乗車、「教育大附属中学校」バス停下車、北に徒歩5分

近鉄奈良駅から北西に徒歩25分

JR奈良駅から北に徒歩25分

近隣スポット

興福院から西に徒歩5分、長慶寺から西に徒歩5分、不退寺から東に徒歩5分、大山守命の墓から南に徒歩8分、大仏鉄道記念公園から北西に徒歩13分

狭岡神社周辺地図

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