穴場観光スポット

【奈良・都祁】大和高原最大級の古墳のある「三陵墓古墳群史跡公園」ってどんなところ?のどかな風景を写真でご紹介

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三陵墓古墳群(東古墳)

ごあんない

のどかな農村に突如現れる立派な「墳丘」

三陵墓古墳群史跡公園は、奈良市内の南東部、かつては「都祁村」であった大和高原に広がる「都祁エリア」の中央部と言ってもよい場所に位置する比較的大きな古墳を伴った公園です。

公園は比較的大規模なものですが、駐車場にアクセスする道などは大変狭いために、農村地帯の中に突如現れるような印象を与えるものとなっており、「三陵墓」という名の通り東・西・南の3か所にある古墳のうち、公園の敷地内では東西2つの古墳の墳丘が復元され一般に公開されています。

大和高原一帯では最大規模の古墳です

古墳のうち、最も大きな東古墳全長約110メートルの前方後円墳(後円部72メートル・前方部39メートル)となっているほか、円墳である西古墳直径約40メートルに及ぶ規模を持っており、大和高原一帯、また宇陀エリア周辺も含めて最大規模の古墳となっています。発掘調査としては、西古墳の発掘で円筒埴輪などが多数発見されていますが、東古墳についてはかつて銅鏡や武具などが出土したと言われていますが、そのまま散逸してしまったため現在出土品は残されていません。

いずれの古墳も埋葬されている人物は明らかにはなっていませんが、かつてこの周辺は有力豪族の支配のもと「都祁王国」と呼ばれるほどに栄えたとも言われており、その一族に関係する古墳であるとも考えられます。

現在は東西いずれの古墳についても円筒埴輪などが復元して並べられ、墳丘も立派に整備されるなど、奈良市街地周辺の周濠などの「水辺」が美しい古墳群とは一線を画した独特の風景を生み出しています。

アクセスは不便ですが、訪れる価値あり

三陵墓古墳群史跡公園は、その規模、古墳の歴史的価値も含め、大和高原エリアでは最も注目すべき歴史観光スポットの一つと言えますが、都祁エリア全体に渡って交通アクセスはあまり充実しておらず、スムーズなアクセスには自動車を利用するしかない状況となっています(バスも1~2時間おきに運行されているため、時間を合わせれば利用可能です)。

しかしながら、奈良市街地周辺の古墳とは明らかに違う雰囲気を感じられるほか、墳丘の上から眺める都祁エリアの農村風景は、時間の流れを忘れそうになるほど穏やかな風景となっており、奈良を深く知りたい人にとっては、一度は必ず訪れておきたい場所になっています。なお、クルマによりアクセスされる方には、専用無料駐車場が完備されているほか、お手洗いなども設置されていますので、都祁エリアの散策の拠点としても活用することもできるようになっています。

三陵墓古墳群史跡公園(奈良市)のみどころ・風景

東古墳

巨大な前方後円墳である三陵墓のうちの「東古墳」。復元された墳丘の上に登ることができる古墳は奈良市内では珍しい存在となっています。

 

三陵墓東古墳の案内板

古墳の上からは、都祁エリアののどかな眺めが広がります。

西古墳

三陵墓西古墳

東古墳ほどの規模ではありませんが、西側にもユニークなモニュメントなども設けられた「西古墳」があります。

三陵墓西古墳の案内板

三陵墓西古墳から都祁エリアの農村風景を望む

古墳の上からは、やはり埴輪越しに美しい田園風景を眺めて頂けるようになっており、奈良市街地とは全く違う雰囲気をしみじみと味わって頂けます。

アクセス

公共交通機関によるアクセス

奈良交通バス

近鉄榛原駅(北口)から「針インター」行き乗車、「南之庄東口」下車、北東に徒歩3分

自動車によるアクセス

名阪国道針インターチェンジから南に約2.5キロ

無料駐車場あり(東西2か所)※駐車場入り口・周辺道路は大変狭くなっていますのでご注意ください。

近隣スポット

三陵墓南古墳(稲荷神社)から北に徒歩3分、國津神社から北東に徒歩9分、小治田安萬侶の墓から東に徒歩14分、西山来迎寺から東に徒歩15分、都祁水分神社から東に徒歩20分

三陵墓古墳群史跡公園周辺地図

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