穴場観光スポット

【東大寺】観光地らしくない日常の雰囲気を味わえる「食堂跡・周辺塔頭群」ってどんなところ?【写真多数】

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東大寺食堂跡

ごあんない

礎石が一つだけ残されている「食堂」跡

東大寺食堂跡は、東大寺境内の北部、大仏殿の裏手を通り、二月堂へと至る美しい風景が魅力の「二月堂裏参道」から少しだけ北にそれた位置にある遺跡です。

「遺跡」と言っても、食堂跡の西側に比較的大規模に礎石が残されている「東大寺講堂跡」と比較すると痕跡自体はごく小さなもので、現在は道路の真ん中にわずかに礎石が一つだけ残されている状況になっています。この礎石は建造当初、天平(奈良)時代のものがそのまま残されており、現在以上に大規模であった東大寺の過去を感じさせる貴重な存在となっています。

周辺に複数ある塔頭も独特の風景を生み出す

また、食堂跡の周辺には、龍蔵院・持宝院・宝厳院・龍松院といった小さなお寺である「塔頭」が立ち並んでいます。これらは拝観・立ち入りは一切不可能であり、山門から必要以上に内部の写真を撮影することも望ましくはありませんが、お寺の境内であるにも関わらず「茅葺き」屋根の建物があったり、ならまちエリアなどにありそうな美しい「蔵」が立ち並んでいたりと、大仏殿や二月堂周辺とはまた異なる「東大寺」の「日常風景」とも言えるのどかな風景が広がっており、道沿いからそのような風情を感じるだけで十分満足できる空間となっています。

観光客が通らない「東大寺」へようこそ

食堂跡や塔頭群周辺は、観光客の姿はほとんど見られないほどひっそりと静まり返ったエリアになっており、どの季節、どの時間にやってきても、「自分だけの風景」のような気分を見ているような気持ちになれるほどの静寂が広がっています。

大仏殿周辺などのにぎわいとはまた違う、東大寺、奈良のまちの奥深さを体感してみたい方は、是非この境内北部のエリアにも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

東大寺食堂跡・周辺塔頭群の風景

東大寺食堂跡

二月堂裏参道から比較的近い位置にある食堂跡。真ん中で丁寧に囲われた礎石だけがその存在を物語っています。

立ち並ぶ「塔頭」の内部は、お寺のお堂のような建物もあれば、蔵や農家のように見える建物もあり、東大寺境内にいながら農村部を散歩しているような気分にさせてくれます。

塔頭周辺は季節ごとの風景も美しく、新緑・紅葉やこの写真のような「柿」のある風景など、いつ来ても美しい風景が広がっています。

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

JR、近鉄奈良駅から「青山住宅」・「州見台八丁目」行き乗車、「今小路」下車、東に徒歩10分

・JR、近鉄奈良駅から「市内循環外回り」・「中循環外回り」・「山村町」・「藤原台」・「鹿野園町」・「奈良佐保短期大学」行き乗車、「東大寺大仏殿・春日大社前」下車、北東に徒歩12分、または「春日大社本殿」行き乗車、「東大寺大仏殿」下車、北東に徒歩12分

近隣スポット

東大寺大湯屋から北西に徒歩2分、東大寺鐘楼・俊乗堂・行基堂・念佛堂(鐘楼ヶ丘)から北に徒歩2分、東大寺二月堂から北西に徒歩3分、東大寺講堂跡から東に徒歩4分、東大寺大仏殿から北東に徒歩7分

東大寺食堂跡周辺地図

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