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【唐招提寺】奈良時代の貴重な校倉造が並ぶ「宝蔵・経蔵」ってどんなところ?歴史をわかりやすく解説!

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唐招提寺宝蔵・経蔵

ごあんない

唐招提寺「宝蔵(ほうぞう)」・「経蔵(きょうぞう)」は、唐招提寺の金堂、講堂など主要なお堂のすぐ近く、「礼堂」の真横に南北に2つ並び立つ巨大な「校倉(あぜくら)」です。

・2つの建築はいずれも正倉院などと同様に「奈良時代」の「校倉造」の建築であり、国宝にも指定されているという大変貴重なものとなっています。2つの違いとしては、「宝蔵」の方がやや「経蔵」よりも大きな建築となっているほか、建設時期としては「宝蔵」が唐招提寺創建時に建設されたものである一方、「経蔵」は唐招提寺が建設される前、この地が貴族の邸宅であった時代から存在するなど一層古いものであるとされ、「経蔵」は東大寺正倉院の校倉よりも更に古い日本最古の校倉造建築であるとも言われています。ちなみに現在はいずれも「寄棟造」となっていますが、経蔵はかつては切妻造であったとされており、途中で改修が施されたことが伺えます。

・かつては多くの物品、宝物を収蔵した二つの蔵ですが、現在は東側に巨大な現代建築の「新宝蔵」が建設され、倉庫(蔵)としての役割は終え、現在は貴重な「文化財」として立ち並ぶ宝蔵と経蔵。全国でもわずか数棟しか見ることが出来ない「校倉造」の建築を、東大寺の正倉院のように厳重な警備で物々しく保護されるような雰囲気でもなく、あくまでも「唐招提寺」境内の一つの建物として外観を自由に眺めることが可能であるというのは、半ば奇跡的なこととも言える状況です。お寺の拝観料を払うだけで自由に眺めることが出来る「最古」の校倉造りの並びを味わい、そして金堂や講堂といったその他の奈良時代の壮観な建築も楽しめる「贅沢な体験」をするために、是非唐招提寺を拝観してみてはいかがでしょうか。

唐招提寺宝蔵・経蔵の風景

唐招提寺「宝蔵(ほうぞう)」

北側にある「宝蔵」の建築。南側の経蔵と比べると少しだけ大きな規模を持つ典型的な校倉造の建築は、奈良時代のものとは思えないほど美しい状態を保っています。

唐招提寺「経蔵(きょうぞう)」

南側にある「経蔵」の建築。正倉院よりも更に古い日本最古の校倉造建築であり、本来極めて貴重な建築であると言える存在ですが、国宝の宝庫である唐招提寺境内では決して「特別扱い」をされている訳ではなく、拝観料を払い境内を歩き回る中で自由に外観を見学して頂けます。

アクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「六条山」行き乗車、「唐招提寺」下車すぐ

近鉄西ノ京駅から北に徒歩8分、近鉄尼ヶ辻駅から南に徒歩15分

近隣スポット:唐招提寺内「金堂」・「講堂」・「鼓楼」・「鐘楼」は西にすぐ、「礼堂」は西に隣接、「戒壇」は西に徒歩2分、鑑真和上御廟まで北西に徒歩3分

唐招提寺宝蔵・経蔵周辺地図

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